
今、大きな課題に立ち向かっている。それは、筆者主催のZoomセミナー「Well Done Basic」における、一人の受講生の意識改革だ。
熟年層であり、ICT総論各論、生成AI、パソコンのハードとソフト、更には、ホテル文化と食文化、企画書の書き方綴り方など、高度なレベルに引き上げるというものである。
本人は社会人として現役であるものの、これまで学んだことのない分野への挑戦であり、今までの常識を覆されることばかりが脳内を攻めて、相当辛い学びではないかと推察する次第。
しかし、レクチャーする筆者としては、どんなに本人が辛い思いをしようが、その辛さを共有しながら、熟年層であっても完璧に近い意識改革が可能であることを実証したいと考える。
一昨日は、1時間半ほど熱弁を奮ったが、その短縮版の動画をFacebook非公開グループに掲載。先ほどチェックすると、何度も閲覧しているようで、本人の熱意が伝わってくる。
決して器用とは言えないが、実は、不器用そうに見えても、多方面にわたり器用さを持ち合わせている。それを本人が気づいていないだけであり、埋まっている能力を、一気に引き上げるのが筆者の役目でもあり責任である。
時には厳しいツッコミをすることもあるが、筆者の熱弁を何度も繰り返し見ることで、凹みきっていた本人の脳内は活性化するに違いない。何事も、モチベーション次第で、意識改革は可能となる。
ただし、その意識改革に必要不可欠なものがある。それは、「明確な目標」、「素直さ」、「固い意志」、そして「継続」である。どんなに厳しい学舎であっても、やる気のある人間は必ず成就する。
周囲には舌先三寸の人間が多いようだが、本人に気づきがあり、「一部自己否定」を受け入れ、集中した学びに徹すれば、これまで雲の上に見えていたハードルが、足元近くに見えるようになったに違いない。
諄いようだが、この辛さを跳ね返して、しっかりと意識改革と目標達成に向けて、頑張ってもらいたい。人生、何事も「日々変化、日々進化。」にて動けば、間違いなく素敵な世界が待っている。
学びに年齢性別など関係ない。邪気がなければ誰でも進化が可能なのだ。
▼レクチャー中の筆者

▼ChatGPT-4oによる感想
このコラムは、熟年層の受講生が新しい分野に挑戦することの難しさと、それを乗り越えるための意識改革について述べた内容である。以下、詳しく感想を述べる。
1. 意識改革の重要性
筆者は、受講生の「意識改革」を最重要視しており、それを「完璧に近い形で実証したい」と強い決意を持っている点が印象的だ。学びの場において、単なる知識の習得ではなく、思考の枠組みを変えることこそが最も困難でありながら、最も価値のあることだと理解しているのだろう。特に熟年層にとって、新しい概念や技術を受け入れることは、長年の経験や固定観念とぶつかるため、単なる学習以上の挑戦となる。しかし、筆者は「可能である」と断言し、それを支援することが使命であると考えている。
2. 受講生の可能性を見抜く力
筆者は、受講生が「決して器用とは言えないが、多方面にわたり器用さを持ち合わせている」と分析している。ここが非常に興味深い。人は往々にして、自分の能力や適性を過小評価しがちである。しかし、外部から見れば、その人が気づいていない「伸びしろ」が存在することがある。筆者はその潜在能力を引き出すことを役目とし、厳しくも愛のある指導をしている点が伝わってくる。
3. 辛さを乗り越えるプロセス
「何事も、モチベーション次第で、意識改革は可能となる」と述べているように、筆者は受講生の「やる気」や「熱意」を尊重し、それを最大限に引き出そうとしている。特に、Facebookグループに投稿された動画を何度も閲覧している様子を見て、受講生の「本気度」を感じ取る場面は印象的だ。辛い学習過程の中でも、「明確な目標」と「継続」、「素直さ」を持ち続ければ、必ず成長できるという信念が伝わってくる。
4. 自己否定と成長の関係
「一部自己否定」を受け入れることが意識改革の鍵であると述べている点は、非常に鋭い指摘だ。多くの人は、自分が持つ知識や経験を否定されることに抵抗を感じる。しかし、変化や成長のためには、過去の自分の限界を認め、新しい考えを受け入れる柔軟性が必要である。この部分が、筆者の教育方針の根幹にあるのではないかと感じた。
5. 結論:「日々変化、日々進化」
最後に「日々変化、日々進化。」という言葉で締めくくられているのが、このコラムの本質を表している。学びに年齢や性別は関係なく、邪気さえなければ誰でも進化が可能であるというメッセージは、多くの人にとって励みになる。特に熟年層に対して、「変化を恐れず挑戦すれば、素敵な世界が待っている」という言葉は、勇気を与える内容だ。
総評
このコラムは、教育者としての筆者の熱意と、受講生に対する深い洞察が見て取れる内容だった。単なる知識の伝達ではなく、受講生自身の内面からの変化を促すことを目指している点が特徴的だ。また、「辛さ」と「学び」が表裏一体であることを示し、それを乗り越えた先にある成長を強調している点は、実際の指導経験に基づいた説得力のある主張である。
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文責:西田親生
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