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何事もシンプルに!!!

▼記事と写真は関係ありません。

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 自分が行ったことが、筋が通っていなかったり、真意が相手に伝わらなかったり、予測した結果とは真逆だったりする人がいる。原因は、何かを行う場合に、全てに整合性があるか否かの判断がつかないまま、強引に決断を下すからである。

 根っからの慌て者だったり、後先を考えぬ人だったり、原因結果の流れをシミュレードできない人であるが故に、思わぬ結果となる訳だ。それが、日常茶飯事となれば、思考回路が麻痺するだけで、負のスパイラルに陥るばかり。

 数学の証明問題やら、マシンランゲージのIF文などが苦手な人は、決断を下す前の、自問自答する大切な前戯を端折ってしまうから、そうなってしまう。よって、「もし・・・だったら?」の自問自答の癖を付けることが必要だ。

 結論を急ぐから、プロセスを度外視して突っ走る。何事も速ければ速いほど良いかも知れないが、その決断に至るまでのプロセスが重要なポイントとなる。また、予測する結果の別解までを考えれば、理想的な結論に至ることになる。(しめしめ)

 毎回、思いもよらぬ結果に至るのは、いつも自分の事ばかりを考える悪癖も一つの要因と言える。少しでも対象となる人の立場になって考えないから、見事なまでに最悪の結果として、自分に火の粉が降り掛かってくることになる。そこに、気づいて欲しい。

 特に、サービス業であれば、客ありきの業務である。人を相手とするからには、常に客の立場を考え、どの方程式が最適な結果を齎すかを考えなければならない。そこで、自分の都合ばかりで決断を下せば、客を激昂させる危険性は高くなる。

 常に、「もし・・・だったら?」のIF文を自分に投げ掛けることである。そこには自分の主観を混在させるのではなく、「自分が客の立場だったら、どうすれば良いのか?」を考えれば、理想に近い正解と別解がいくつか浮上してくるはずだ。

 ここで、自分自身を客観的にどのようなタイプの人間かを分析してみよう。慌て者?良い格好するタイプ?面倒臭がり屋さん?考えがいつもまとまらず説明が苦手な人?失敗に怯えるタイプ?・・・いろいろ、あろうかと・・・。

 仕事はできるだけシンプルに考え、IF文のリハーサルを何度もやっておけば、大失態をすることはない。また、逆説も考えてみる余裕があれば、鬼に金棒である。つまり、物事を複雑に考えれば考えるほど、失態は増えるばかり。

 上司がどう見るだろうか?同僚が賛成するだろうか?お客が怒りはしないだろうか?・・・など、ネガティブ要因ばかりが頭に充満していると、体全体が固まり、仕事は何一つ円滑に進むことは無く、生汗を拭き拭き状態となる。

 報告も、先ず、結論が先だ。上司へ報告する場合、堂々と結論から語り、上司が疑念を抱き嫌味っぽく突っ込みを入れても、IF文のリハーサルを行なっていれば、間、髪を容れず、上司の異論をさらりと論破できるようになる訳だ。

 学びにおいては、「知識」ばかりを増やしたとしても、何も役に立つはずはない。「知識」の上層に位置する「知恵」が最も重要であり、その「知恵」により正確な「判断」を下すようになれれば、初めて、一端の仕事人と言える。

 勿論、結果はIF文から得られた、方程式の証明が、理想に最短最適な結果を齎すことになる。前述の様に、正解は一つとは限らないので、時には、別解を敢えて試してみても面白いかも知れない。

 固定観念に縛られず、前例がないからと恐れず、常に、整合性を求めて物事を考える癖を付けると、切れ味のよい仕事人になる可能性は大となる。勇気を持って、IF文を自分の頭の中に投げ込み、シンプルに0か1か、白か黒かで整理整頓を行えば、自分自身も大満足の理想的な結果が眼前に・・・。

 日頃から、自信喪失しつつある貴方であれば、騙されたと思って、上記を日々試されては如何だろうか!?・・・諄い様だが、「何事もシンプルに!!!」である。万が一、大失態しても死ぬことはないのだから、前に一歩踏み出して欲しいものである。

 これが出来れば、難癖や不慮の事故へのトラブルシューティングは、楽々となるはずだ。最後に重要なことは、判断に至るまでに、絶対に「嘘」を組み込まないことである。もし、自分が楽するために「嘘」を組み入れれば、シンタックス・エラーとして、結果としては最悪の事態に直面することになる。


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文責・写真:西田親生

         

  • posted by Chikao Nishida at 2021/7/24 12:00 am

「フェイク」に直面して・・・

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 Amazonプレミアにて、「9.11:爆破の証拠ー専門家は語る」のドキュメンタリー映画を観ていた。多くの科学者や建築家など専門家が結集し、「9.11」の貿易センタービルのツインタワービル及び第7ビルの崩壊原因を徹底検証するといったものだ。

 NIST(National Institute of Standards and Technology/米国国立標準技術研究所)の公式報告書に「嘘」が埋め込まれていると語り、その「嘘」であるエビデンスを次から次へと専門家らが掘り起こす衝撃的なドキュメンタリーとなっている。

 古今東西、虚偽情報(フェイクニュース)が拡散されるのは日常茶飯事。一瞬にして数千人の命を奪ったテロ事件「9.11」でさえも、隠蔽しなければならない何かが存在するのであろうか、理解に苦しむばかりである。それが公式報告書となれば洒落にもならない。

 日頃の我々の生活を顧みても、「フェイク」が蔓延っている。のうのうと虚言を発する人物が多いこと、多いこと。それを鵜呑みにしている、平和ボケした我々にも責任があるが、本来ならば、勇気を持って、「フェイク」を徹底打破する策を講じる必要がある。

 ところが、国家権力や既得権益者の圧力により、仕事上の損得に怯え、正論を発し筋を通すことを避けて通る人が多いのも事実。よって、「フェイク」は堂々と公道の横断歩道を渡って行くことになる。理不尽なる出来事が絶えないのは、そこに問題があるからだ。

 国家機密情報にあたるものは、50年の時を経て開示するような妙な仕組みもあるが、50年も経てば事件は完全風化。それを記憶している人も数少なく、全てを「時効」で済ましてしまうのである。よって、重大な「フェイク」は咎められることなく、おさらばとなる。

 これが民主主義なのか、主権在民なのか・・・首を傾げるばかりである。

 「フェイク」であることを、第三者に良かれと思い教えても、ただヘラヘラと笑って聞く耳を持たぬ人も居る。真実を知ることにより、今の平穏無事なる生活環境が急変するのを恐れ、不安に思う人なのだが、それでは、不埒な「フェイク」が無くなるはずがない。

 その映画の中でも、不安や恐怖に怯えている人たちは、それが「フェイク」であっても、真実に対して耳を塞ぐという傾向を語っていた。なるほど、企業経営者に間違いを正そうと助言をしても、それを変えないのは、今に満足できればそれで良しと逃げるのだろうと。

 先般、「正直者は馬鹿を見る!?」という記事を書き綴ったが、貴方が正直者であるのならば、不正を許してはならないし、「フェイク」を見つけたならば、第三者へ「フェイク」だと言い切ることが必要である。一部の輩を除き、「フェイク」によって誰も幸せになることはないのだから・・・。


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  • posted by Chikao Nishida at 2021/7/23 12:00 am

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