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再びコロナに染まる日本列島・・・

▼記事と写真は関係ありません。

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 東京オリンピック2020が無事開催されたと報じられるが、予想通り、新型コロナ感染者数が激増しはじめている。この田舎の熊本県でも昨日はクラスターを含み、31人の感染者が出ている。正直なところ、オリンピックのテレビ観戦に浮き足立っている場合ではなさそうだ。

 新型コロナウイルスという見えざる「悪魔」が地球に居座る様になり1年半以上が経つ。危機感もなく、ルールを無視し、ウイルスをばら撒き続ける人々も多い。自分の身は自分で守るしかないが、違反者への厳しいペナルティなしでは、悪質交通違反と同様に、外出自粛を報じても収まるはずがない。

 また、飲食業ばかりを「コロナ被害者」のように取り扱っているが、これも如何なものかと。或る居酒屋にて感染者が出ると、今度は店に原因があるかのような行政判断。実は、客に対する店側の指導不足のみならず、店に足を運ぶ客のモラルに問題がある訳で、本末転倒なる情報操作に開いた口が塞がらない。

 オリンピック開会式にいくらお金が掛かっているのかも知らぬ人たちが多い様だが、先般の熱海の土砂崩れやその他の地震災害、水害、台風被害などで自宅を野獣の牙で削ぎ取られた被災者の救済措置が最優先ではなかろうかと、憤りを隠しきれない人も多いのではないか。

 オリンピック主催者は東京都と言い放ち、丸投げしていながら、開会式のテレビ画面を見ていると、国の主導で行われているように思えてならない。世界的なスポーツの祭典を政治に利用する与党に、野党は解毒剤にもならず、全ては、既得権益者ばかりがお祭り事を祝っている。

 確かに、第二次世界大戦敗戦国復興の象徴としての東京オリンピック1964は、「国を挙げての大祭典」であった。出場する選手たちも、皆が「お国の為に金メダル!」であった訳だ。よって、現代の商業ベースの祭典に、時代錯誤の「お国の為」を考えている選手が何人いるのだろうか!?

 日本の発音は、「ニッポン」なのか「ニホン」なのか!?開会式で、聞き違いでなければ良いが、確かに「ニホン」と言った男性のアナウンスが耳に残っている。何時間も立って待っているボランティアや選手への配慮に欠ける、自己アピールの為の長々しい挨拶が続いている。

 温暖化の影響をダイレクトに受ける日本列島の日中の気温や湿度もシミュレートできず、テニス選手から「時間を3時以降に!」と苦言を受ける始末。昔から「机上の空論」とよく言ったもので、会議大好き日本人はゴテゴテの失態の連続で、全ての国民を翻弄しているに過ぎない。

 「二兎を追う者は一兎をも得ず」という諺通り、政治に利用している「コロナ」と「オリンピック」、そして「災害支援」。二兎ばかりか三兎も四兎も追ったフリして、都合の良いところは猛烈にアピール。都合悪ければ、責任転嫁、隠蔽へと走りまくる。理不尽極まりないの一言だ。

 予算が枯渇すれば、血税源の傷口を更に広げ、骨に痛みを生じることを平気で行う政策は、決して、民主国家とは言えない。現在、疲弊しきった日本。セレブなる「オリンピック・ファミリー」の為に「おもてなし」が必要か否か。日の丸の旗を振らして、幼い子供まで騙す訳には行かないのである。

 国民に対して「ニューノーマル」な意識を植え付けたいのであれば、政治も経済もガラス張り、既得権益者完全廃絶なる透明な「ニューノーマル」な国家に変えなければ、民度低き差別国の国力は衰退の一途を辿るばかりとなるに違いない。更に「金融(銀行、保険等)という牙城にも早期にメスを入れる必要がある。

 似非民主主義の世界を十二分に拝見させて頂いているが、血税にぶら下がる荷物も過積載となっている訳で、早期に、公務員や準公務員、外郭団体の人口(自衛隊、医療、警察、消防、社会福祉を除く)を現在の半分以下に削減し、一律に減給を講じなければ、日本列島は一瞬にして沈没してしまう。

 蛇足ながら、国内に蔓延る「親方日の丸」的な妄想、迷走の時代は、既に、終焉を迎えている。


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文責・写真:西田親生

           

  • posted by Chikao Nishida at 2021/7/26 12:00 am

日本人が得意とする「ピクトグラム」・・・

▼人間の脳の「ピクトグラム」の例

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 一昨日の「東京オリンピック2020」の開会式で印象深かったのは、「ピクトグラム(pictogram/pictograph)」のパントマイムだった。「ピクトグラム」というものは、二色のシンプルな図形により、一つの概念を単純表現するシンボルマークであるが、特に、オリンピックでは1964年の東京オリンピックから、「スポーツピクトグラム」(日本人の発案)として使用されるようになった。

 我々、Mac党の人間には、1984年頃から「アイコン」として、Macの起動時から日々慣れ親しんでしている。アイキャッチに優れ、一瞬にしてその概念が直感的に伝わるところが、実に有難い。「ピクトグラム」は絵文字の一種であり、我々が企画書を書いたり、プレゼンテーションの資料を作成する場合に、常用していることになる。絵を描くのが苦手な人ほど、絵文字を楽々多用することができるのだ。

 ネット社会となり四半世紀が過ぎ、現在はSNS時代となっている。そこで行われている、チャットツールには、必ずと言ってよいほど、「絵文字」が搭載されている。よって、会話の流れの中で、笑いであったり、悲しみであったり、怒りであったりを、小さな絵文字がその時の瞬間的な「心の動き」をしっかりと伝えてくれる。時には、「???」と意味不明な絵文字が飛び込んでくることもあるが・・・。

 幼い頃を思い起こせば、小学校の社会科の地図で、茶畑とか寺や学校、病院などのシンボルマークが記憶に残っている。実に簡単な図で、施設やら公園やらの位置情報を示してくれるのだった。また、家紋についても、その一族の出身地なり、歴史と伝統なり、また一族の繋がりなどを示すシンボルマークとして存在しているが、大半はシンプルで、左右対称なるデザインが多い。これも「ピクトグラム」の一種であろうと。

 インターネット黎明期を思い起こせば、行政の公式サイトは、公式書簡の様に、文字だらけの情報が満載されていた。気の利いたサイトでは写真を添付しているものもあったが、大変読み辛いものであったことを思い出す。ところが、最近は「ピクトグラム」を多用したものもあり、感覚的に何の説明文なのかの心の準備を与えてくれる、すこぶる見易いサイトが増えてきた。

 蛇足ながら、昨夜の「東京オリンピック2020」のパントマイム。取り損ないのミスがあったけれども、そこがアナログなる故の良いところだと、苦笑いしながら、目まぐるしく愛くるしい「スポーツピクトグラム」の展開を、隅から隅まで楽しませて頂いた。コロナ禍の最中に強行されるオリンピックと雖も、重箱の角を突く様な「難癖常連国」もあるが、時代錯誤の「お国のためのオリンピック」ではなく、「世界を一つのオリンピック」として、フェアプレイを期待したい。

 いやはや、「スポーツピクトグラム」のパントマイマーの方々、大変お疲れの事であると推察いたしますが、歴史に残る素晴らしいパフォーマンスとして、記憶に深く刻まれました。この場をお借りして、感謝申し上げる次第。

※上下の「ピクトグラム」は、Macのワープロソフト「Pages」の図形に搭載されている多数の「ピクトグラム」より抜粋したもの。


▼登山を表現する「ピクトグラム」の例
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▼フライヤーに多用している「ピクトグラム」の例
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▼土岐氏、明智氏一族の家紋(桔梗紋)
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文責・写真:西田親生

                 

  • posted by Chikao Nishida at 2021/7/25 12:00 am

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