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県内最高峰の『おせち』と感じた、某ホテルの『仏蘭西おせち』。

▼仏蘭西 2023

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 玄関に、熊本ホテルキャッスルの曽我君の姿があった。いつもにこやかに元気一杯の同ホテルスタッフである。午前11時頃に配達するとの事前連絡が入っていたので、15分前から構えて待っていた。ピッタリオンタイムの午前11時、玄関にやってきた。

 昨日は、相当数の配達があるようなので、引き止めることをせず、受け取ってすぐに別れを告げた。

 写真下のように、フランス料理のおせちを手にしたのは初めてである。昨年はコロナ禍の影響もあり、同ホテルの『福重ね』だったが、二十数年間は同ホテル四川料理 桃花源の『四川料理おせち』を頂いていた。

 しかし、昨年から四川料理 桃花源が『おせち』を作らぬという情報が入ったので、昨年は『福重ね』にしていたが、過去の履歴が長いので、どうもしっくり来なかった。よって、今年からは『仏蘭西』に代えてもらった。

 『仏蘭西』は極僅かしか作られていないので、希少価値は断然高い。見た目も、食材の選び方も、盛り方も、なかなか気合が入りアーティスティックである。自称グルメ通として、これまで見てきた中では、県内最高峰に位置するのではないかと。(あくまでも私見)

 食いしん坊の筆者は、既に、3段目のデザート2種は試食完了している。従来の正月の過ごし方、特に、『おせち』に変化があったのは、昨年と今年連続したが、今年からは間違いなく心行くまで楽しめそうだ。

▼仏蘭西 1段
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▼仏蘭西 2段
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▼仏蘭西 3段
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▼複重ね(和洋中折衷)2022
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▼四川料理 桃花源のおせち 〜2021
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▼四川料理 桃花源おせち 壱段
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▼四川料理 桃花源おせち 弍段
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▼四川料理 桃花源おせち 参段
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写真・文責:西田親生


             

  • posted by Chikao Nishida at 2023/1/2 12:00 am

庶民を洗脳するための、『質素倹約』!?

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 幼い頃から耳にタコができるほど聞かされた、『質素倹約』。これは、『贅沢をせず、慎ましくして、出費を可能な限り少なくする。』と言うことである。

 それが、日本国民として賢明なる考え方、模範的生活感だと習ってきたが、はて、一回きりの人生にて、庶民だけが何故に『質素倹約』を植え付けられ強いられるのか。血税にも耐え難きを耐え、お国のために、薄給にて重労働をしなければならないのか。疑問符が無数に脳裏に飛び出してくる。

 業種によっては、ホワイトカラーとブルーカラーと勝手に差別化したり、国政に携わる議員が高級料亭の一室にて密談を繰り返すのが正しい姿なのか、都知事が外遊にてスーパーシートを使うのが美徳なのか、妙な話である。元から職業差別を堂々と行っている国家体制の中には道徳問題が山積している。

 また、昔から『弊衣破帽の精神』という言葉も庶民に植え付けられ、庶民は苦学が当たり前であり、バンカラ、高学歴こそを称賛していた時代があるが、何とも理解し難い。このような洗脳用語がわんさと存在するところに、何とも解せないのである。

 バンカラよりもハイカラの方がずっと清潔で、民度高き国民ではなかろうか。勿論、贅沢三昧も度が過ぎれば如何なものかと思うが、庶民に対して、当然の如く、貧乏を強いる国家の仕組自体に問題提起すべきが議員の責務でありはしないか。

 物の本に、「大政奉還を経て国体が変わり、当時の大名屋敷などを接収した人間の末裔が、現在のセレブになっている。」と史実を述べていた。火事場泥棒のような人間が、セレブのご先祖となれば、それは失笑しかない。

 「貧乏人は麦を食え!」と言った内閣総理大臣もいれば、プラダなどの高級ブランドシャツを好む宇宙人のような内閣総理大臣もいる。また、全国の市町村へ1億円をばら撒いた内閣総理大臣もいる。

 古来から、庶民は貧乏で当たり前。その貧乏人から血税をヒルのように吸い取る仕組みが国家となれば、その辺の独裁国家と全く変わりはしない。日本国民が大人しめの人種であるからこそ、クーデターも起きないだけの話。

 最近、いつもの事ながら、内閣の綻びの象徴である、『大臣更迭』が続いている。『大臣』としての資質がないから、『更迭』となる。これまた、当たり前の話である。元から履き違えしているからこその結末に過ぎない。

 ご存知の通り、『VIP』とは、『Very Important Person(要人)』の略。しかし、人格欠損しているような人物を、果たして『VIP』と呼び、取扱厳重注意とすべきなのか。答えは、『否』である。パブリック・トランスポーテーションのチケットを購入し、勝手に動けば良い。

 戦前も戦後も、現代も古代も、全く変わらぬ『人種差別』の存在。大名屋敷を盗んだ人間の末裔が私財を成しているのだから、それが政治と結びつけば、『金権政治』になるのも当然のこと。

 しかし、このような歪み切った国体にしたのは、有権者の我々であることを忘れてはならない。政治家に安易に世襲制を求めた我々の、政治に対する『無関心』が全てを歪めてきたのである。

 民主主義の本来の素晴らしさは『少数意見の尊重』にあるが、目の前の決議案は全て『絶対多数』で完結している。どこに、『少数意見の尊重』があるのかと言えば、稚拙なる野党側の『難癖』程度となる。

 これも、物の本に書かれていたものだが、『日本は戦後に社会主義国家として大成功を収めた唯一の国である』が、何とも情けなくもあり、我々庶民を愚弄した言葉であろうかと思うばかり。

 日本国民の一人の命を大切にする発言は、虚言ばかり。聴くと雖も、実行力のなさが目立つ現政権。欧米他国の大統領や首相と比較すれば、全く華がない。常に後手後手で、コロナ禍も3年前を凌ぐ勢いだ。

 地方においては、国会議員は偉い人ではなく、威張る人ばかり。平身低頭なのは選挙中のみであろうか。口利きを最大の武器として、諸団体の理事長を歴任し、興味は『利権』のみとなる。それを、既述の通り、世襲制にて受け継がれて行くのだから、『既得権益者』が暗躍するといった悪循環となってしまう訳だ。

 ここまで根腐れを起こした日本を変えることができるのは、唯一、今の若者たちである。近未来の国家観をしっかりと見据え、『勧善懲悪』をもって、これまでの『既得権益者』の利鞘の根源を根本から刈り取ってしまわなければ、如何に口で『改革』、『改善』と言っても、何も具現化することはない。

 今、世界が激しく動いている。その潮流の中で、理不尽なるものを炙り出し、『日本は戦後に社会主義国家として大成功を収めた唯一の国である』と揶揄されぬよう、徹底して、国政へ全天球方位にてメスを入れるのがメディアや我々庶民の責務ではなかろうか。
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書・文責:西田親生


                   

  • posted by Chikao Nishida at 2022/12/31 12:00 am

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