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松の木で作られた、名刺入れ。・・・不思議なご縁を感じる逸品である。

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 数日前だったか、或る方から「松の木で名刺入れを作って貰いました。ご興味あれば、贈ります!」とメッセージが入った。

 5つほど、全て木目が異なる名刺入れの写真が送られてきたので、瞬間的に、このデザインの名刺入れを選ばせて頂いた。

 「私も、これがバランスが一番良いと思います。流石です!」と。本日、宅配便にてオフィスに届いたのだが、早速、以前の名刺入れにおさらばして、この松の木で作られた名刺入れに名刺を二十五枚ほど入れた。

 以前の名刺入れは、十数年間使い古したものだが、ロエベの革製名刺入れだったので、使い勝手は良かったが、多めに名刺を入れると、名刺の角が僅かに潰れることもしばしば。

 よって、この松の木で作られた名刺入れに名刺を入れてみると、ピチッと収まり、名刺の角のことは全く心配しなくて良いようだ。

 お礼のメッセージを送ると、後ほど電話が掛かり、「この名刺入れは、蓋を閉めるときに音がカチッとしますので、人前では閉めない方が良いと思います。人が去ってのち、閉めてください。」と。

 礼節をすこぶる重んじる方なので、流石のシミュレーション&サジェッションである。

 因みに、この松の木は、某店の『松の廊下』という階の高級建材として使用した松の木と同じものを材料にしていると言う。

 年輪をじっと眺めていると、プレゼントして頂いた方の年輪を感じさせるような気がしてならない。密なる年輪が、ある時覚醒して、穏やかな年輪に変わる人生を示唆しているのだろうか。

 とても不思議なご縁を感じる松の木製の名刺入れ。再び掌に乗せ、握りしめると、既に筆者の手に馴染んでいる。

 最後に、もう一度、名刺入れの蓋を開けてみた。ふわっと優しい松の木の香りが鼻腔に入り込んできたのであった。とても、いい感じだ。


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書・写真・文責:西田親生

               

  • posted by Chikao Nishida at 2022/12/26 12:00 am

何事も、真剣勝負!・・・脇宮盛久 vs 西田親生

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 いつも無理難題を持ち込んでしまう筆者だが、一度も嫌な顔もせず、果敢に攻めてくる匠がいる。その人の名は、脇宮盛久。熊本ホテルキャッスルの和食料理長である。

 五十代で黄綬褒章と現代の名工を受章した、凄腕の和食料理人である。リーズナブルなものから特別料理まで、手抜きをすることはない。

 自ら監修したという『辛子明太子』が実に旨い。時折、ざる蕎麦を頼むときに、必ずと言って良いほど、この逸品が詰まったおにぎりを注文する。

 甘味も辛味もバランス良く、深みのある味わいに、おにぎりの旨さが倍増する。テイクアウト商品にすれば良いのにと思うが、勿体ない話である。

 この1年間、何度か特別料理を依頼したけれども、食した知人たちは、目を丸くして、脇宮流の会席料理に圧倒されていた。

 すこぶる一徹者であり、人並ならぬ拘りを持つ同氏。不運にも、コロナ禍により、凄腕を十分に発揮する機会が激減しているが、これからも、唸るような料理を創出して頂ければと思うばかり。


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▼脇宮盛久氏 作 特別料理の例

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▼西田親生のKindle電子書籍「脇宮盛久の世界」
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写真・文責:西田親生

                 

  • posted by Chikao Nishida at 2022/12/25 12:00 am

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