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人生は、ドミノ倒し。

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 天から授かった命。心臓の鼓動が聞こえ始めて、一人の人間として生きることになる。赤子は本能として生き始めるが、乳離れして歩き出すと、段々と大人の背中が見えるようになってくる。

 そこから、「人生は、ドミノ倒し。」が始まる。

 大人から背中を押された幼子は、大人の背中を一所懸命に観察しながら、すくすくと育って行く。自我に目覚めると、更に育ち、大人の山頂を目指す。

 人生の中盤に到達すると、誰しも世の中が良く見えるようになる。知識や知恵、洞察力や判断力が身につくようになる。

 日を追うごとに、人生のドミノ倒しの景色が変わって行く。人生が急に逆転したり、突然多くの選択肢を突き付けられたり、突然人生の壁(分水嶺)にぶつかったりと、息つく暇もない人生となる。

 気づきのある高齢者は、山の七合目辺りから、心身共に健康であれば幼児化することもなく、常に変化進化を求め、更なる高みを目指して生きる。

 気づきのない高齢者は、何らかの要因にて、自らの可能性を追う気力を失くして、「老いて二度児になる」と言われるように、幼児化する可能性がある。

 「親の背中を見て子は育つ」という諺があるが、人生はドミノ倒しのように、人生最後の瞬間までパタパタと音を立てながら倒れていく。親や先輩のドミノの背中を見て、人生を歩んでいる。

 その背中が見えなくなった瞬間が、人生の終焉である。後期高齢者になろうとも、我が人生を堂々と背後の後輩たちへ伝えることが、ドミノ人生の先輩として重要な役割であると思われる。
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◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995/熊本県第一号WEBサイト)
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写真・文責:西田親生


             

  • posted by Chikao Nishida at 2023/4/11 12:00 am

後期高齢者の危険運転に肝を冷やす。

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 時折、高齢者になればなるほど、笑顔が激減し、険しい形相の老人を見掛けることがある。

 中には、極一部だとは思うが、暴走族顔負けの危険運転をする老人がいる。高級車を所有しているのはどうでも良いが、それを自慢げに、公道の中央線をはみ出して突っ込んでくる。

 そのような荒々しい運転であれば、いつかは大事故に繋がりはしないかと危惧するばかりだが、家族が気づいて注意したとしても、体力や視力の衰えなどの老化を認めず、聴く耳を持たぬ老人が多いのではないか。

 先般、出張先で駅まで送ると言われ、乗せてもらった車は白い国産高級車だった。筆者であれば万が一の事故に備えて、他人は可能な限り後部左座席に乗せるようにしているが、当然の様に助手席へ誘(いざな)われた。

 発進して間も無くしてのこと。左折して大通りに出ると、追越車線に強引に割り込む運転に切り替わった。後ろから来ていた真っ赤な車が衝突しそうになったので、真っ赤な車はクラクションを何度も鳴らしながら、走行車線に車線変更し、こちらを睨みつけて左側から追い越して行った。

 どう見ても、筆者を乗せた車の方が、全面的に悪い。前の車と後ろの車の車間が不十分であるにも関わらず、「俺の車は高級車だ!」と言わんがばかりの横柄な割り込みである。横で険しい形相をして運転している人物は、何も無かったかのように、平然と横柄な運転を続ける。

 年齢は80前後であろうか、若い頃から元々性格が荒々しいのか、運転ルールを遵守しないのか、他人を乗せるには、決して安全運転であるとは言い難い。

 筆者は、歳を重ねれば重ねるほど、性格も表情も円く穏やかになるのが、理想的な後期高齢者像であると考えている。しかし、前述のような老人は、険しい形相で底意地悪く、最期までハラハラドキドキの危険な人生を歩むに違いないと感じざるを得ないのである。

 何とも可哀想な人間に思えて仕方ないが、その人物の人生なので、余生はその人物の思うがままに歩まれれば良い。しかしながら、重大事故を起こし、多くの無辜なる方々が不幸になるようなことだけは、避けて頂きたいものである。
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写真・文責:西田親生


               

  • posted by Chikao Nishida at 2023/4/10 12:00 am

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