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自らが進化しなければ、何も変化は起こらない。

◎記事と写真は関係ありません

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 人間とは、何十年も自らの弱点に気付かぬまま過ごしていると、それが常態化を呼び、毎回毎回ネガティブな繰り返しをすることになる。よって、負のスパイラルから抜け出すこともできず、自らの進化どころか退化の賽(さい)ばかりが転がるようになってしまう。

 「有言不実行」の常習犯となり、付け焼き刃的な言い訳でその場を繋ぎ、更に、同じスパーンにて言い訳をするという、何とも煮え切れぬ人間と成り下がる。従って、本人の心の中では、自分の言動を美化正当化するばかりで、全てを他人事で済ませて、それでお仕舞い。

 最終的には「逃げ」の体勢へと移行し、事なかれ主義が芽生え、何の変化も起こらない。言ったこと、確約したことの微塵も動かぬ状態が延々と続くばかりとなる訳だ。都合が悪ければ無言の貝となり時間を稼ぎ、突かれれば無用なる言い訳を再び吐き出すばかりとなる。

 男らしい、女らしいという言葉は時代錯誤であるが、よっぽど女性の方が切れ味良く、自分の目標達成に向けて直走る。そのような男性はと言えば、女々しさばかりが目立ち、目標達成への責任感も行動力もなく、直向きではなく下向きでとぼとぼ歩いているに過ぎない。

 日本人男性に多いのが、マザコンとロリコンの合わせ技一本のような人物。子離れできない親も親ならば、親離れできずに常に親への依存が蔓延している人物をよく見かける。自立心、自活心ある一端の大人としての覚悟が皆無であるからこそ、そのような人物が育つ。

 公然と言っていることは正論のように聞こえるけれども、その正論に頭も体もついて行けないのだから、屁理屈と言うほかはない。自らの脆弱なるところに気づき、「有言実行」にて突進する勇気ある人間になれれば、何事も全てに好循環にて動くはずである。

 自己陶酔型の人間は、そのだらし無さに気付かない。恥ずかしさの境界線を大きく逸脱した思考回路に気付きの導火線を取り付け、早期に着火しなければ、何十年経ってもぼんやりと煮え切れない人生だけが待ち受けていることになる。何とも大人気ない話だが・・・。


▼八景水谷公園のサザンカの花々
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ロゼッタストーン公式サイト(since 1995/熊本県第一号WEBサイト)
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写真・文責:西田親生

           

  • posted by Chikao Nishida at 2022/1/6 12:00 am

人工的にチンダル現象を創る・・・

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 昨年の12月19日の記事に「チンダル現象」を取り上げたが、部屋の窓のブランドを見ると、西陽が縦に細く入り込んでいた。もしかすると人工的にチンダル現象の一部を創り出し、撮影できるのではないかと思い、早速、撮影準備をしたのだった。

 チンダル現象とは、光の特性によって起こる物理化学的現象の一つなので、ブラインドに当たる西陽を雲の隙間から漏れる光と見做して、タバコの煙を吹き掛けて撮せば、何とか絵になるかと。しかし、助手がいないので、右手にカメラ、左手にタバコでは大変だ。

 勿論、三脚を立てて行えば簡単だと言うことは分かっているものの、それを準備する時間が勿体ないと思い、強行に及んだ。最初は焦点をどこに絞るかに迷ったけれども、焦点を定め、何度も何度もタバコの煙を吹きかけては、最良の絵面になるよう撮し続けた。

 お見せできるのは、以下2枚の写真である。これは、チンダル現象というよりも、タバコの煙が空中で渦になったりして創られる抽象画のように見えるので、その空気の流れと煙の模様を撮影する方に気持ちは傾いて行った。何とも水面に絵の具を流した時のようである。

 撮影されたタバコの煙は、人の顔に見えたり、悪魔に見えたり、正直なところ、心霊写真でも撮しているのかと思えるほど、色んな形が次から次へと浮き出して来るけれども、後から見るとゾッとするものもあった。しかし、空気の流れをリアルに撮すのは、結構面白い。

 室内であっても、こんな馬鹿げたことをしていると、よっぽど暇人と思われるかも知れないが、それがカメラの魅力でもあり、実験撮影の醍醐味でもある訳だ。僅か5分ほどの撮影時間だが、相当集中したためか、撮影後はぐったりと疲れてしまった。

 タバコの煙では健康に悪いので、できることなら静かな森へ出掛けて、木漏れ日から生じる本物の美しいチンダル現象を捉えたいものである。


▼室内で捉えたチンダルもどき現象(タバコの煙と空気の流れ)
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▼昨年末に撮影した普賢岳(長崎県)方面のチンダル現象
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▼2021年12月19日付記事「チンダル現象に釘付け」
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写真・文責:西田親生

         

  • posted by Chikao Nishida at 2022/1/5 12:00 am

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