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安西正育氏に、聴く!

▼ベビカム株式会社 代表取締役 安西正育氏

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 ベビカム株式会社(東京)の代表取締役である、安西正育氏。国内最大級の「妊娠、出産、子育て女性」のコミュニティー 「ベビカム」を主宰している。

 その切っ掛けとなったのは、同夫妻が三人の子共に恵まれた頃。ご夫人が「妊娠している時って、本当は幸せを思いっきり噛み締められる時なのに、今は、不安の方が多くて、幸せを感じられない人が多いかもしれないよね!?」との言葉に、ハッと気付かされたと言う。

 時代的には、同社創立1996年、25年前のことである。同氏は、ママたちの「不安」が、現代社会の核家族化にあり、家族間の「コミュニケーション不足」が「不安」の最大の要因ではないかと位置付けるに至った。

 それから試行錯誤を繰り返し、2年後の1998年に「ベビカム」のインターネットサービスを開始。同氏は、残念ながら、都市部においては核家族化解消や昔の良き時代へ後戻りする手立ては皆無に近いと判断し、インターネットによるコミュニケーション増を確信し、妊娠・出産・子育てのママたちの「不安解消」への秘策として、「ベビカム」のインターネットサービスを全国津々浦々へ浸透させて行ったのである。

 それから23年が経ち、日を追うごとに、国内におけるインターネットの普及率は加速度を増し、多くのママたちが利用するようになり、環境が好循環にて一変した。同氏は家族思いであり、日々の願いでもある「家族の笑顔を実現する」という活動を継続、現在に至っている。

 近年は平穏無事なる世界だったが、2年前に地球規模の大災害をもたらす新型コロナウイルスが日本を襲う。この災害は、外出制限、病院や自治体などの両親学級中止をもたらし、妊娠・出産・子育てのママたちは、生活に対する「不安」など、危機的状況下に置かれてしまった。

 よって、同氏はこの未曾有の大災害に対して、更なる秘策を講じ、「家族の笑顔を実現する」のために、コロナ禍と闘うことに。早速、2020年3月から両親学級を50回以上、同年9月からは「ベビカムママティーブレイク」(午後3時から15分間)をウィークデイに毎日開催し、現在まで300回を超え、多くのママたちの心の支えとなっている。

 以上、1996年という四半世紀前に、インターネットのコミュニケーション能力を見据えて、妊娠・出産・子育てのママたちへ「笑顔」を与え続けたベビカム戦略。これからも、「家族の笑顔を実現する」の牽引役として、同氏の動きは、更にエキスパンドするに違いない。


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◎ベビカム株式会社公式サイト
 https://www.company.babycome.jp/Link
◎ベビカム Mama Tea Break
 https://www.babycome.ne.jp/mama_teabreak/Link
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写真・文責:西田親生

       

  • posted by Chikao Nishida at 2021/12/7 12:23 am

メタバース時代を予見していた、SecondLife!

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 仮想現実世界SecondLifeが日本に初上陸したのは、確か2007年だったと記憶する。当時、大手広告代理店や大手メーカー、ブランドなどがこぞってSecondLifeのSIM(256mx256mの正方形の島)を入手し、企業イメージ拡散、新商品発表、更には、様々な世界規模のイベントを開催していた。

 SIMでは仮想通貨が存在し、仮想通貨を稼いで、リアル世界で起業した人もいた。記憶に残る話としては、米国在住の或る中国系の若い女性は、SIM不動産業を営み、短期間にリアル世界で1億円以上を稼ぎ、起業したと言う。

 仮想通貨はリンデンダラー。それを、リンデックス社を介すると、自分のリアル口座にドル建てで振り込みがあった。無料で参加できる仮想現実世界だったが、中には多種多様なドレス、ウィグから腕時計や高級外車、更には武器弾薬、ヘリコプターから飛行機までが販売された。

 車を購入したアバターは、仮想現実世界のF1コースで走ったり、武器を担いで仮想敵国の兵士と戦ったり、悪さをするアバターを撃退するために、BANできるピストルやライフルを使用して、SIMの警備にあたる警察官も多く存在していたのである。

 また、アバター同士の接点にて、婚約、結婚に漕ぎ着いた人たちも多かった。筆者の知る限りでは、海外のSIMで国際結婚式を挙げたり、国内でもSecondLifeにて恋が芽生え、現在でもリアル世界で平穏なる結婚生活を送っている人もいる。

 そんな地球規模の仮想世界に魅了された人間の一人が筆者である。弊社で管理運営するSIMを2島保有し、そこには、実寸大で熊本城(大天守、小天守、宇土櫓/熊本市)と111年の歴史を誇る芝居小屋の八千代座(山鹿市)を建造して話題になった。

 現在は、一つのSIMのみ残り、バーチャル熊本城は写真下の通り、仮想世界の中で現存している。よって、2016年4月に熊本県を襲った地震で多くの櫓が崩落したが、仮想世界では熊本地震前の威風堂々たる熊本城の姿を見ることができる。

 当時は、海外からのツアー客が我々のSIM(KUMAMOTO JAPAN)を訪れ、添乗員(イタリア人)から熊本城の歴史やその造りなどを問われ、日本時間午前4時にも関わらず、詳細を英語で語ったことがあった。因みに、年間二十五万人ほどのアバターが、我々のSIMを訪ねた。

 KUMAMOTO JAPANのSIM会員は六百人程度。日本人がほとんどだったが、中には海外からのアバターのオファーもあり、自分の好きなショップを営んでいた。よって、主力メンバーのショップや自宅(マンション)などを、毎晩建てていたのが筆者だった。

 振り返ると、2007年には、メタバースという言葉は一般的ではなかったが、最近ようやく仮想空間、仮想現実世界への関心が世界的に高まってきたように思える。特に、コロナ禍となり、アバターの存在価値は高まり、近い将来には、メタバースが当たり前の時代となるのではと期待している次第。

 これからのメタバースは、世界も時代も過去の仮想現実世界と比較すれば、遥かに高いレベルにて現実世界に影響を及ぼすのだろうと・・・。


▼2015年に撮影したリアル世界の熊本城(Nikon Df+Nikkor20mmオールドレンス)
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▼2007年に建造した仮想現実世界SecondLifeに現存する熊本城(800時間をかけて制作)・・・昨日、実際にSecondLifeのKUMAMOTO JAPANに入り込み、バーチャル熊本城を撮影してみた。
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▼テレビ熊本(TKU) 仮想現実世界の支局
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▼熊本放送(RKK) 仮想現実世界の支局
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写真・文責:西田親生

           

  • posted by Chikao Nishida at 2021/12/6 12:00 am

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