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「note」の閲覧者が急増!!!

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 昨年11月17日より、東京の企業との連携にて、ICT DoctorとしてZOOM研修会で、講義を行なった。

 その中で、研修生のスキルアップの一環として、無料ブログの「note」を利用し、日々の情報アップの練習をさせることに。実は、自社公式サイトにてブログは十数年毎日記事として書いているので、自分自身が「note」を始めるつもりは毛頭なかった。

▼西田親生の「note」
https://note.com/chikaonishida/Link

 ところが、この「note」の仕組みはすこぶる良く出来ていて、色んなマガジンをカテゴリー別に作ってみたり、有償にて自分の記事や作品を販売することも可能となっている。多分に、国内ブログサービスにおいては、完成度最高のものであると考える。

 よって、一度齧ってみて、中途半端に止めるのが大嫌いな性格なので、やるなら徹底してやろうと決め、現在に至っている。マガジンは、「呑舟の魚枝流に游がず」、「如水(起業編)」、「ICT総論各論」、「逸品一筆」、「Save Ukraine」、「花鳥風月」、「人」、「Obscura Photo Club」、「ホテル文化に学ぶ」、「パワハラ体験」、「ベン図の重なり」と、11のマガジンを掲載するに至ったのである。

 因みに、筆者はこの「note」を二通りに使い分けている。一つは、思いついたものを、ダーッと書き綴り、非公開のまま保管しておくことで、いつでも公式サイトブログニュースとしてフィードバックできる。他方は、公式サイトのブログ用ではなく、もっと裾野を広める意味でも、無の状態で閃いたものを、文字にするという使い方である。とても使いやすい仕組みとなっているので、応用はどのようにでも効く訳だ。

 振り返れば、本年1月10日が初の投稿。それから、すべてのマガジンに投稿した本数は、非公開が数本含まれているが、全部で230本となっている。よって、約半年で230本というのだから、1日あたり1.28本投稿していることになる。まあ、自分なりに頑張っているようだ。

 最初の半年は、まあまあのアクセスがあればと思いつつ、全く気にすることもなかったが、この1週間ほどで、急激にアクセスが伸びてきたので、慌てて、どのような記事に読者の方々が興味があるのか、今の若い方が何を求めているのか、何を知りたがっているのかなどを検証することにした。

 まだ、結論には至っていないが、この急激な変化に心から感謝すると共に、今後の「西田親生のICTプロ並みZOOMセミナー」にも、大きなヒントとなりはしないかと、ワクワクドキドキしている次第。熱心な方は、毎日筆者が投稿した瞬間に「いいね」を押して、閲覧していただいているようだ。

 これまで、色んなSNSでの反応を見てきたが、この「note」に反応する方々は、ある程度文章力があり、専門知識を持った方が圧倒的に多いので、「向学心」は相当なものだろうと推察する次第。筆者もこの「note」を片手間で続けなくて良かったと、少々胸を撫で下ろしたのである。

 時には、辛辣なるコラムを書くけれども、これからも「公正中立」、「正義正論」を重んじたコラムを投稿できればと・・・。

<検証>

 因みに、この1週間ほどで爆発的に購読されたのは、以下の2本の記事であった。息子と父の関係性、そして、ビジネスで勝利する方法について、読者は興味があるのだろうと、なるほどなるほどと、頷いてしまった。特に、息子と父の関係を書き綴った記事については、Messengerにて、続きがあれば、是非披露して欲しいとのメッセージが送られてきたのだった。

1)息子が父親を超える時・・・父親の大きな背中に圧倒されていた子供心を思い出しつつ、ある日突然、父親を超える時がやってくる。
https://note.com/chikaonishida/n/n625135642cb4Link
2)競争に打ち勝つ方法、一番になる方法とは!?・・・見えざる競争相手の動きを常に意識せよ!!
https://note.com/chikaonishida/n/nf0db3ee83fd0Link


▼「note」をiPhoneで見た時の、スクリーンショット。
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◎西田親生@ICTdocotor「Note」プロフィール
 https://note.com/chikaonishida/n/n6513d8114749Link
◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995/熊本県第一号WEBサイト)
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文責:西田親生

                       

  • posted by Chikao Nishida at 2022/6/5 12:00 am

祖母や母親のレシピを正確に伝授することは、子々孫々の幸福なる食育に繋がる。

▼写真はイメージ:熊本ホテルキャッスルのビーフカレー

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 今回は、筆者の反省の意を込めての記事となる。

 大人になっても、幼い頃に祖母や母親が作ってくれた料理は、如何に粗末なものであっても、愛情が篭っており、特に美味しく感じていたもの、慣れ親しんでいたものは、今でも急に思い出しては、食したくなるものだ。

 一番インパクトがあるのは、母親の「手作りカレーライス」。ルウから作るので、濃厚だがサラリとしており、辛さもほどほどで、とても旨かった。因みに、欧風と和風の中間的なものだったと記憶している。

 二番目に印象深いものは、祖母と母親が作る、「水餃子」。当時、自宅は結構大きな家だったので、常に、下宿の学校の教師ばかり4人、皆、2階に住んでおり、朝食と夕食は、家族も入り混じっての、戦争のようであった。因みに、母親は毎日朝から昼弁当を、家族分も合わせて7つほど作っていた。

 自宅は2階建ての母家と広いベランダの向こうに1階建ての離れがあったが、家族合わせて11人が住んでいたことになる。よって、「水餃子」が夕食のメインディッシュとなる時は、その日の午後から、祖母と母親とが約200個ほどの水餃子の準備をしていた。(筆者も手伝っていた)

 特に下宿の先生たちの食欲は凄かった。今思えば、不思議な下宿スタイルにて、土曜日の夕食には、一升瓶の日本酒がテーブルの横にあり、皆がワイワイガヤガヤ状態で夕食を楽しんでいたのだった。(酒の賄い付き下宿って、あり???)よって、玄関先には何本もの一升瓶が並べられ、酒屋さんの受け取りを待っていた。

 三番目は、「黄色いたくあんのキンピラ」のような炒め物。これは、想像ではあるが、少々酸っぱくなりつつあるたくあんを、甘辛く炒めることで、おいしいおかずに変身させる、祖母のアイデアだったように思える。所謂、おばあちゃんの知恵袋である。

 四番目は、「とじこ豆」と呼ぶ、菓子。熊本県北部の農村では、現在も作っていると思うが、先般、或る道の駅に足を運んだ時に、それを発見したのだった。甘い小麦粉の柔らかい生地で、大豆をとじこめたという意味で名付けられたらしい。

 現代版の「とじこ豆」は、大豆以外にピーナツが入ったものもあり、バリエーションはかなり増えている。笑い話になるが、幼い頃、この菓子の名前を、筆者は「としこ豆」と間違って覚えていた。実は、母の名前が「俊子」なので、空耳アワーではないが、大人になるまで、勝手にそう呼んでいた。

 五番目は、モンゴル料理かどうか分からないが、父親が作る「シャルピン」という、小麦粉で千枚焼きのような薄いパンを焼き、熱々の牛乳スープに漬けながら食べたのだった。小麦粉を練り、円形に延ばし、その表面にごま油を塗り、棒状に丸めて、捩る。更に円形に延ばしたものにごま油を塗り、再び棒状にして、捻る、それを数回繰り返したものを、鉄板で焼いていた。

 六番目は、「素麺のオリジナルつゆ」である。摩訶不思議なものだったが、トマト嫌いの父親が、トマトベースにて、唐辛子、醤油などを加えて作る、ピリ辛で酸味のあるもの。冷たい素麺を漬けて食すと、食欲が増し、筆者一人でも素麺4束を軽く食していた。

 七番目は、「母親手作りのサーターアンダギー」である。ご存知の通り、沖縄名物のものだが、兎に角、1個が大きかった。暇さえあれば、子供たちのおやつにサーターアンダギーを作っていたように思える。外はサクサク、内はフワフワ。油分も適量にて、すこぶる旨かった。

 八番目は、父親と母親の合作、「ハヤの甘露煮」と「鯉こく」&「鯉の洗い」。父親の趣味はゴルフと釣り。特に、釣りは付き合わされることが多く、鯉の爆弾釣りの餌の材料となる赤土やら蛹、粟、酒粕、ビスケットなどを前日準備するのは、筆者たち子供の仕事であった。海釣りも結構一緒に行き、チヌやキスなどの釣りに没頭した。

 九番目は、「父親と母親の合作すっぽん料理」。これは、数年に一回くらいではあったが、子供である筆者は苦手で、逃げて回って、ほとんど食べることはなかった。しかし、大人になり、プロの凄腕料理人のすっぽん料理を食して、腰を抜かすほど、旨かったことを思い出す。東京田村で修行したと言っていたが、包丁捌きが素晴らしかった。

 最後、十番目は、母親手作りの「ベロダゴ」と呼ぶ、舌のように分厚く平べったい、うどんのような団子。豚汁のようにして食すのが普通だが、時には、それに甘味を加えて、デザートとして食していたことを思い出す。当時癖になった筆者は、お菓子を買うより、それを毎日のように強請っていたいたのだった。

 しかし、実は、大人になった筆者の大失敗となるのは、上述の料理や菓子などのレシピを、祖母や母親が生きている内に記録していなかったのである。勿論、風味、食感、喉越しなどは、全て覚えているものの、作り方を覚えているのは「水餃子」と「シャルピン」の二品しかない。

 随分以前の新聞だったか、或る国では「餓死者」が急増しているという記事を読んだことがあった。昔からの保存食の作り方の伝承がなされなかったことが大きな要因であるとあったが、筆者のように、子供が祖母や母親などの料理のレシピを受け継がなかったのだろうと・・・。

 美味しいものは、どの時代も美味しいに決まっている。だから、鰻屋さんや蕎麦屋さんなどは、創業100年を超える老舗が多く存在している。甘じょっぱいタレと鰻は最強であり、匂いだけでご飯が入る。また、十割蕎麦を塩だけで食しても至福の極みとなる。頭に思い浮かべるだけで、胃の中が嵐になってしまう。

 今回のお題である「祖母や母親のレシピを正確に伝授することは、子々孫々の幸福なる食育に繋がる。」としたのは、何となく、ご理解頂けたのではなかろうかと・・・。

 筆者は、食文化の伝承にて、最大の失敗をした人間の一人なので、皆さんは、今の内に、おばあちゃんやお母さんの料理レシピを、しっかりと記録して、子々孫々に伝えて頂ければと考える次第。

 食は、人生を変えるほどの魔法の力を持っている。


▼写真はイメージ:ざる蕎麦とおにぎり&天ぷら(熊本ホテルキャッスル)
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▼写真はイメージ:Foody Oneの人気弁当の一つ
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▼写真はイメージ:サーターアンダギー(沖縄公設市場)
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写真・文責:西田親生

                 

  • posted by Chikao Nishida at 2022/6/4 12:00 am

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