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いい人が居ると、いい風が吹く。いい風が吹けば、周囲にもいい風が吹く。

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 人生、紆余曲折、波乱万丈のようでも、それだけ人間としてアクティブに動き、生きている証である訳だ。

 人と接することがない人は、アクティブな人と比べれば、確かに「諍い」は少ない。「諍い」や「事件事故」の要因は、人であったり物であったり自然であったりと。

 それを考えれば、ニューノーマルな時代となり、籠の鳥になっていた方が「諍い」も少なく、平穏無事なる生活ができる可能性は高い。

 ただ、ネット世界であり、どんなに静かに生活していても、ネット上で誹謗中傷が飛び交ったり、犯人探しの誤認逮捕で炎上し被害者となったりする。

 妙な時代になったものだ!と言いたいが、人を攻撃するような輩の人物像が容易に特定できないから、安心し切った輩は仮面を被って、ネット上で暗躍する事になる。卑怯者のつまらぬ集まりである。

 ネット上で、第三者を攻撃するのは、自分を棚に上げての、心無い、身の程知らずの輩が多い。仮に、攻撃を楽しんでいた輩が、逆に反撃を受けると、被害者の心の痛みが分かそうだが、そこはおバカなので気づかない。

 はっきり申し上げれば、他人が何をしようが、何処にいようが、誰と結婚しようが、誰と不倫しようが、不適切な発言をしようが、ネット上で暴露して楽しんでも、全く生産性はない。一銭の価値もない。

 それより、小腹が空いた時に、カップヌードルに熱湯を注ぎ、スープの最後の一滴と残りの具材を呑み込んだ瞬間が、断然、幸せだ。他人を攻撃して、何が残る?他人を晒し者にして、誰も幸せになるはずがない。残るのは、攻撃するものの醜態のみである。

 世の中は、「恨み」、「辛み」、「妬み」などが、理性を潰してしまう。「恨み」も「辛み」も「妬み」も、他人と比較することから生じるものであるが、実に大人気ない、味気ない。

 自分の実像を客観視して欲しい。「不細工に生まれた?」って、誰かと比較するからでしょ。「頭が悪い!」って、本も読まないからでしょ。「美味しい物が食べれない!」って、お母さんのおにぎりが最高だよ。

 そんなこんなで、何かと他人と比較することで、自分の優位に歓喜したり、劣位に凹んだり。すこぶる狭い世界観の中で、人生を歩んでいる。

 他人の噂をするのが日常茶飯事の輩もいるが、これこそ、民度が最低レベルの人間に多い。揶揄する輩の方が、心が汚れている。「他人に罵詈雑言を投げ掛けて安堵するより、自分自身を醜さを鏡で見てみろ!」と物申したい。

 周囲の蛮行や愚行を気にせず、さっさと輩とは遠ざかり、一度の人生を謳歌して欲しい。人生は上述のように悪いことばかりではない。周囲の接点を一度リセットして、自分に一番心地良い世界を創ったら如何だろうか。

 標題の通り。

いい人が居ると、いい風が吹く。
いい風が吹けば、周囲にもいい風が吹く。


▼西田親生の自由気まま書

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◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995/熊本県第一号WEBサイト)
 https://www.dandl.co.jp/Link
文責:西田親生


                 

  • posted by Chikao Nishida at 2022/11/26 12:00 am

「オーライ、オーライ!」と言われても、自分の目で直接確認せよという教訓。

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 十数年前、或るホテルAでの出来事。当時、車幅2m近い車に乗っていて、その車でホテルAの外玄関から入ろうとすると、ガードマンから制止された。

 外玄関近くは人の往来が多いので、通行人が通り過ぎるのを待たねばならない。それから、ガードマンがこちらを見て、前に進むように合図をした。

 「オーライ、オーライ!」と、運転席から見れば右前に位置しているガードマン。その指示通りにゆっくりと車を動かしていたのであるが・・・。

 左前輪近くが何かを柔らかくプッシュしたような感触があったので、左前を見ると、何と、重々しい丸っこいプランターが、スロープを下り始め、ビリヤードの玉のように、次から次に5個ほどのプランターを弾いて行ったのである。漫画のような話だ。

 車幅が2m近くあるのも原因の一つかも知れないが、運転席からは、左手前は完全に死角となっている。よって、ガードマンは左下も右下も確認の上、「オーライ、オーライ!」と誘導すべきであった。

 そこでホテルA側へ、ガードマンの誘導の不備とプランターの置かれた場所が気になり、歩道側に出ていたのではないかと指摘したのである。別に、車には少しの傷は付いたかもしれないが、弁償してもらおうとは毛頭考えていなかった。

 応接室へ連れられソファーに座ると、ホテルA側から2名、ガードマン側から2名、計4名が応接室へ慌てたように入ってきた。

 ホテルAの人間が開口一番に、「こちらとしては不備はないと思いますが、監視カメラ映像を見て判断しなければなりません。」と、こちらが加害者であるかのような雰囲気を醸し出している。通常であれば、「怪我はなく、車は大丈夫ですか!?」でしょ。

 妙な雰囲気だと思いつつ、「いえいえ、私が問題にしているのは、ガードマンの誘導も雑ですが、私が一度車から降りて左下を見なかったので、問題ないです。問題なのは、ホテル外玄関から歩道側に突き出て置いてあるプランターのことです!?」と語ると、4名とも顔色が変わった。

 車は殆ど傷が無かったが、ディーラーへ電話をすると、その社長が「験が悪いので、無償でフロントバンパーを交換します!」と言ってくれた。とても有り難かった。よって、ホテルA側へは指摘するだけに留めて、何事も無かったように、帰途についた。

 それから数日経って、再び、ホテルAへ足を運び、上述の件の〆を行おうと。ところが、歩道近くの外玄関から内玄関へ6つほどのプランターが並べてあったのが、全て撤去されていたのである。数日前に、筆者の指摘通り、ホテルA側が不味いと思い、すぐさま撤去したに違いない。

 しかし、サービス業である割には、指摘をする人間を、初手からクレーマーの『難癖』と思い込み、4人がかりで退治しようと思ったのであろうと。これが、サービス業の本来の接遇を忘れてしまい、『犯人探し』をしたがる、田舎熊本独特のローカルスタンダードであると再確認したのであった。

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文責:西田親生

                     

  • posted by Chikao Nishida at 2022/11/25 12:00 am

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