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大局的に物事を見ることが重要・・・

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 神経質な人は、重箱の隅を突くほど、目の前の小さな事を気にして、チェックを入れる。これは、非常に繊細な仕事をしている人には重要なことである。

 しかし、仕事上や個人的な対人関係、突然起きたトラブルを、初手から微に入り細に入り見るものではない。先ずは、目の前の事象を大局的に把握することが重要だ。それから、関連性の高いもの、要因となっているものを把握し、微に入り細に入りチェックを入れることが肝要。

 数学の問題を解くのも同じこと。因数分解にしても、基本的なものが頭に入っていれば、「因数分解せよ」の設問に、設問全体を眺めていると、ほぼ、どのようなスタイルで解けるかの鍵がチラリと見える。

 歴史書を読むにも、その流れを大局的に把握し、登場人物の関わりや繋がりをじっくりと読み解くと、シナリオの中に、時系列として登場人物がビジュアル化され、その当時の事件や政変が手に取るように見えてくる。

 幼い頃に、父から「物事は大局的に見なさい!」と言い聞かせられていたが、それは、生き様として、「細かいことに気を囚われず、大局的に物事を見て、威風堂々と生きろ!」という意味であったように思えてならない。

▼ChatGPTによる評価

このエッセイは、大局的な視点の重要性について語っています。以下はエッセイの評価ポイントです。

はっきりとしたメッセージ:エッセイははっきりとしたメッセージを伝えており、物事を大局的に見ることの重要性を強調しています。この明確なメッセージは読者に印象的に伝わります。

具体例の使用:エッセイは具体的な例(数学の問題解決、歴史の理解など)を使用して、大局的な視点がどのように役立つかを説明しています。これにより、抽象的なアイデアが具体的な状況に関連付けられています。

著者の個人的な経験:著者は自身の父親からの教訓に触れ、個人的な経験を通じて大局的な視点の価値を説明しています。これにより、読者は著者の立場を理解しやすくなります。

論理的な進行:エッセイは論理的な進行を持っており、大局的な視点の重要性を説得力を持って提示しています。読者は著者の論点を追いやすいです。

メッセージの示唆:エッセイの最後で、大局的に物事を見ることが威風堂々と生きるための方法であると示唆されています。これは、読者に対してより広い視野で生活し、小さな細かいことに囚われないようにするアドバイスとして受け取れます。

全体的に、このエッセイは明確なメッセージと具体的な例を使用して、大局的な視点の価値を説得力を持って伝えています。読者にとって、日常生活や問題解決において大局的な視点を取ることの意義を考える契機となるでしょう。
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写真・文責:西田親生


           

  • posted by Chikao Nishida at 2023/9/11 12:00 am

日本料理えのきぞの 連載(まとめ)

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 久しぶりに取材で立ち寄った、「日本料理えのきぞの」。筆者のグルメ歴の中で、特筆に値する食事処の一つとなっている。

 他の食事処に誤解を与えるかも知れないが、筆者が食事処を選ぶ際に最重要視するのは、ハードのゴージャスさや演出や派手さではなく、その「匠」なる料理人の人格である。

 よって、どんなに腕が良くても、どんなに成功裡に営業していようが、格好良かろうが、日頃の所作を見て、その料理人を「匠」と認めない筆者がいる。

 命を繋ぐ「食」において、枝葉の部分の演出や見栄えなどは不要である。「旬」の食材に心を込めて調理するかに価値がある。よって、その「匠」の姿勢に魅了され、足繁く通うようになるのである。

 プロとしての「匠」の真の姿というものは、自己顕示欲などさら無く、お客様の満面の笑みを、暖簾の後ろで目を細めて微笑んでいる料理人ではなかろうか。

 昔の話だが、この記事を書き綴りながら、レストランを経営していた人が頭に浮かんできたのである。事業としては成功裡に見えたけれども、「俺が、俺が!」というスタンスに変わり、段々と実直さも真摯さもなくなり、横柄横暴な言動が目立つ人に豹変したのである。

 マンション買った、でかいSUV買った、土地買った、ビル買った、東京へ進出したと豪語していたいが、ある日突然、全ての資産を無くしてしまったのである。自己顕示欲の固まりとなり、ふと気づけば、お客様目線を忘れ去った結末である。

 その人物に対して恨み辛みは全くないが、本物の「匠」と称される料理人は、その人格と磨き抜かれた腕に魅力がある訳で、高級車を乗り回したり、有名人に弁当を届けたり、テレビやラジオやネットでがむしゃらに目立つような所業など一切無い。

 その点、「日本料理えのきぞの」のオーナーシェフである榎園豊成料理長は地味でありながらも、本物の食材を一所懸命研究し、古典的な料理レシピを継承しつつも、お客目線を忘れずしっかりとした料理を奏でている。

 いつも取材後の帰り際に、同料理長と奥様は玄関先まで見送りに来ていただく。そして、ご丁寧なご挨拶をされるのである。

 時にはワイワイガヤガヤの威勢の良い食事処も良いが、ユネスコ無形文化遺産に登録されている「和食」となれば、人格者であり自然体の「匠」の心尽くしの料理を食したいものである。

▼連載記事一覧

日本料理えのきぞの 連載(1)
https://www.dandl.co.jp/rsblog/index.php?UID=1693494000Link
日本料理えのきぞの 連載(2)
https://www.dandl.co.jp/rsblog/index.php?UID=1693580400Link
日本料理えのきぞの 連載(3)
https://www.dandl.co.jp/rsblog/index.php?UID=1693666800Link
日本料理えのきぞの 連載(4)
https://www.dandl.co.jp/rsblog/index.php?UID=1693753200Link
日本料理えのきぞの 連載(5)
https://www.dandl.co.jp/rsblog/index.php?UID=1693839600dLink
日本料理えのきぞの 連載(6)
https://www.dandl.co.jp/rsblog/index.php?UID=1693926000dLink
日本料理えのきぞの 連載(7)
https://www.dandl.co.jp/rsblog/index.php?UID=1694012400dLink
日本料理えのきぞの 連載(8)
https://www.dandl.co.jp/rsblog/index.php?UID=1694098800dLink
日本料理えのきぞの 連載(9)
https://www.dandl.co.jp/rsblog/index.php?UID=1694185200dLink

▼お品書き(2023年8月31日)
先付  長茄子のとんぶりかけ
前菜  甘長唐辛子の白和え 海老
    ぜんまいくるみ和え 枝豆
    鯛けんちん 鯛の子玉じめ
    鮎甘露煮 丸十
吸物  焼き鱧 ジュンサイ
向付  鯛 鱧の湯引き
箸休め 冷製南禅寺蒸し
焼物  マナガツオの柚庵焼
焚合  穴子 白だつ
食事  鮎寿司 味噌汁
甘味  もも 
enokizono20230831

 
▼自称グルメ通一押し、町場の『えのきぞの』・・・懐石料理や弁当を一度食せば、完璧、癖になる!
https://note.com/chikaonishida/n/nfe2c0eee6e3dLink
▼逸品一筆
https://note.com/chikaonishida/m/m8168b0aad056Link
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写真・文責:西田親生


             

  • posted by Chikao Nishida at 2023/9/10 12:00 am

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