
左車線から急に割り込んで来た、錆びくれたトラック。ちょっと待て、積荷が事故車か廃車か分からないが、僅かワイヤー1本だけで、こんな積み方、運び方は、道交法に抵触しないのか?積荷上の車の天井から、歩道橋最下点までの距離は僅か50cmほどしかゆとりが無く、嫌な予感がしたので、トラックとは10mほどの車間距離を開けて走ることにした。
しかし、その後、汚いワゴン車がまた割り込んで来て、トラックにピタッと付けて走っている。このトラックばかりではなくワゴン車までが、危機感のない、常習的な安全運転義務違反者ではなかろうかと。
蛇足だが、今年は例年になく車を走らせての取材が続いている。因みに、震災1カ月前から現在まで、14000kmほど走ったことになる。よって、走れば走るほど、危険運転を意図的に行う若者(馬鹿者)、無意識に危険行為に走る老人など、様々なタイプの危険運転者を目撃する事が多くなった。
特筆すべきは、古いセルシオに片手運伝の老婆。助手席に座らせている孫に話しかけているのか、車が激しく蛇行を繰り返している場面に遭遇した。数秒おきに車は側溝に急接近したかと思えば、また、中央線へと不安定に尻を振りながら、速度は相当出ているのだった。道路が片側二車線になったかと思えば、そのセルシオは追越車線に飛び出すように去って行った。
このような状況が続く限り、痛ましい事故が減る訳がない。交通事故で人生を棒にふるほど、馬鹿らしいものはないのだから。
◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995)
http://www.dandl.co.jp/

Comments