
黄金色に輝く西の空。金峰山(熊本市)の山影が美しく、影絵でも見ているように静かな夕餉のときだった。台風10号の影響で、雲はやや怪しげに動いているものの、最近の熊本市上空は秋を迎える準備をしているのか、空気は数ヶ月ぶりに澄み渡っているようだ。
手持ちの撮影で装着しているのは、150mm-600mmの望遠レンズ。シャッタースピードを速めに設定しておかないと、手振れを起こすので、ISOのとホワイトバランスを再チェックして、息を止めて撮影に臨んだ。ファインダーを覗き込むと、レンズが上下左右に揺れる。強い風のせいもあるが、スタンスをしっかりと、ライフル銃を構えるように、がっちりと握って、シャッターはフェザータッチ。
慣れないと、ぶれぶれの訳のわからぬものになりがちな、落陽の写真。昨日はお日様自体を撮影したが、本来ならば、サングラスをかけて撮影に臨むか、または、液晶画面を見てシャッターを押すかが、ベターな選択。今回は、お日様はいないけれども、その光はすこぶる目に悪いので、ファインダーをチラ見の状態で、撮影したのだった。
秋が目の前に迫っており、撮影会などを開催したくなる、良い季節となる。そろそろ、先見塾、ロゼッタストーン会員を集めて、写真撮影会を計画しても宜しいかと・・・。






◎先見塾公式サイト
http://www.senkenjyuku.com/

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