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「無我夢中の時空」にどっぷりと浸かる!?

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 数日前に、或る人の助言、提案があったので、「愉快に過ごすことって!?」を自問自答し、自己分析ををすることにした。更に、筆者のライフスタイルやジョブスタイルが周囲にどう映っているのか、どのような印象を持たれているのかなど検証してみることに・・・。

 殊、仕事に関しては、神経質なほど几帳面ではないが、自分なりに曲がったことや狡いことは絶対に許さない完全主義的なところがあり、それが、周囲には針千本のように伝わるのだろうと。厳しそうだったり、窮屈だったり、逃げ場がなかったりという誤解や妄想、恐怖心を齎しているのかも知れないと考えた。

 人間関係で重要なことは信頼関係であると思う反面、自分スタンダード、それも、常々の拘りでもある、最短最速、迅速正確、期待値倍増、有言実行、正義正論、弱者救済、更には、唯一無二などの言葉が脳内を走り、気付けば数時間いや十数時間、トイレや食事も忘れてデスクで集中することもしばしばの筆者である。

 その習慣が数十年も続いているために、以上のようなジョブスタイルでも、苦痛とか疲れとかが一切ないのが長所でもあり、最大の短所なのかも知れないと思った。日頃から「愉快に過ごすことって!?」と自問自答すると、結論として、「無我夢中の時空」にどっぷり浸っている時が一番楽しく感じるのである。

 雨の日は、数台のカメラ本体やレンズなどの汚れを拭き取り、撮影シミュレーションをしている内に、急に腹が鳴りだすのだ。時計を見ると、クリーニングを始めてから、既に3時間ほどが経つ。その間、テレビの音もメールの着信音も全く聞こえず、「無我夢中の時空」に浸っている。しかしながら、すこぶる心地良い。

 シャワーを浴びている時に、ふと何かが頭に浮かんでくる。トイレで思いついたアイデアを、アップルウォッチで次から次へとボイスメモとして録音して残す。運転中のタイヤから伝わるロードノイズやらエンジン音のばらつきが気になると、滑らかに猫足で走るためには、どうすべきかをチェックしたくなる。

 ティファニーの指輪(眼鏡を外した時に掛けるための輪っか)を首に、猫の鈴のように付けているが、分厚いシルバー製なので、エッジや全体的な黒ずみが気になると、KIKU-MOL(キクモール)という研磨用クリームを布に付けて、指輪の外側や内側を磨き、更に、先が尖った綿棒でしっかりと磨きを掛ける。

 こうやって、自分のライフスタイルやジョブスタイルを客観視すると、大の大人なのに、とても子供染みたところが多々あるところを発見しては、苦笑いの連続となる。従って「無我夢中の時空」が連綿と続いていることに気づく。良いことなのか、悪いことなのか判断できないが、それが素のままの自分自身である。

 先般、或る人から、「もっと肩の力を抜いて、楽しくやりましょうよ!皆が楽しく愉快になるように!お願いだから!」というサジェッションを貰い、考えさせられたのである。「無我夢中の時空」に浸る、集中力の塊のオーラが、周囲に対して違和感や恐怖感を抱かせているのかも知れない!?只事ではない!!

 時に、辛辣なる社会風刺の記事を書くこともあり、この子供染みた筆者の実像を知らぬ人が読めば、或る人が指摘するように怖さを感じてしまうのかも知れない。少々、度が過ぎる「無我夢中の時空」にどっぷりと浸かる自分自身を、今一度客観的に分析し、改善する箇所が見つかれば、早期に処方箋が必要となる。

 自分自身を正確に分析するのは非常に難しいことではあるが、第三者のアドバイスやサジェッションには、しっかりと耳を傾けなければならないと考える。そこで、今まで把握していなかった自分自身に新たな発見もある訳で、何とも不思議な面持ちとなり、苦笑いしながら「おまえ、頑張れ!」と言い聞かせる。

 されど、筆者の信念である「正義正論」、「筋を通す」、「弱者救済」は死ぬまで変わることはないので、可能であれば、今後、針千本のようなオーラが出ぬようプライベートでしっかりと勝手に刺しまくり、オフィシャルではマイルドなバニラアイスのような雰囲気を醸し出せるよう、人間改造に挑戦してみようかと。


▼雨の日のランチ:ビーフカレー(熊本ホテルキャッスル ダイニングキッチン九曜杏)
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  • posted by Chikao Nishida at 2022/6/14 12:00 am

「お客さまは神様の時代」の終焉・・・

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 最近聞いたことだが、或るコンビニオーナーの話では、今からの時代は「お客さまを選ぶ時代」へ突入したと言う。これは、どういうことなのか、筆者なりに考察することにした。

 先ずは、コンビニでは、どのような問題が起こり得るのかをチェックしてみることに。

<コンビニで予想される問題点>

1)買い物をせずに、駐車場に長時間エンジンをONの状態で駐車する。
2)トイレ利用は無料だが、使い方が荒く、汚しても放置する。
3)トイレットペーパーを盗む。
4)消毒用アルコールを盗む。
5)レジ前に並ぶと、気忙しい人が後ろから迫ってきて文句を言う。
6)購入したものを車内で食べて、ゴミを駐車場に放り捨てる。
7)災害時に、一人1本のペットボトルの水を全て買い占める。
8)商品棚の弁当を触りまくり、結局、買わずに去る。
9)家庭ゴミとして処分すべきものを、コンビニのゴミ箱に捨てる。
10)小物を万引きする。
11)立ち読みしながら、漫画の写メを撮る。
12)若いアルバイト女性に声を掛け、個人情報を聞き出そうとする。
13)ツーリングの待ち合わせ場所として使い、駐車場を埋め尽くす。
14)入り口近くに座り込み、通行の邪魔をする。
15)ATM利用者のすぐ側に立ち、覗き込む。
16)商品棚を見ている人の横から入り込み、商品を奪う。
17)飲料水コーナーの冷蔵庫ドアを激しく開閉する。
18)入り口中央にバイクを停めて、歩道を塞ぐ。
19)電子決済に馴れず、いつまでも人を待たせる。
20)手指消毒もせず、マスクも装着せず、大声で話す。

 以上のように、ランダムに列記してもキリがないが、「第三者に迷惑になることを顧みない人」=「民度低き人」ということになる。(良い子は絶対に真似しないように!!!)

 狭いコンビニの店内や駐車場で、毎日のように上記のような愚行が繰り返されるのであれば、店の客質が悪いとイメージダウンになるばかりか、常連客も激減することになり、売上も減少して行くに違いない。「お客さまを選ぶ時代」と言うのは簡単だが、さて、具体的にどのような秘策を講じ、従来システムの改善を行うのだろうか!?

<ニューヨークのタクシーに乗った親子の話>

 昨日の話だが、或る親子がニューヨークでタクシーを利用した時の話を聞かせてくれた。スマホを見ると周囲近くのタクシーが表示され、個々のタクシーには点数が付いているらしい。点数は、タクシー利用者がそのドライバーを評価した平均値が表示されることになる。

 評判が良く、安心安全に利用できるタクシーは点数が高いので、タクシー利用者はそれを優先的に選べる訳だ。しかし、評価は一方通行ではなく、逆に、タクシードライバーが利用者を評価する仕組みもプログラム化されているので、利用者の善し悪しを見透かされることになる。

 従って、どんなに点数が高く評判の良いタクシーをクリックしても、その利用者が日頃からモラルが低かったり、色んな問題を引き起こしているのであれば、タクシードライバーから無言の乗車拒否をされることになる。なるほど「お客さまを選ぶ時代」の最たるシステムということだ。

 「お客さまは神様の時代」から「お客さまを選ぶ時代」。これまで、「金を払う方が偉い」、「客だから無理難題が罷り通る」、「客だから上から目線は当然」と、日常的に履き違えている人たちは、新しい「お客さまを選ぶ時代」では弾き飛ばされるターゲットになってしまう。

 そこで、不満を持った客が、騒ぎ暴れようが、消費者センターに駆け込もうが、大声で恫喝しようが、新しい時代では、何も通用することは無くなる。更に、スマホに色んなIDが紐付けられれば、極端な話、難癖人間は完全孤立の状態となり、いくら言い訳しようが、遮断の壁を目の当たりにする。

 先ほどの、ニューヨークのタクシーに乗った親子の話に戻るが、父親がタクシーを降りようとドアを開閉する時に、その子(娘)が「パパ、タクシーのドアは静かに丁寧に閉めてね!私の点数が下がるから!」と注意されたと言う。

 日本国内のタクシーはすこぶる便利な自動ドアであるけれども、なるほど、海外ではドアの開閉や乗り降りの所作、車内での会話などにも配慮すべきが、タクシードライバーに対して、利用者としての高評価に繋がることになる訳だ。

 度々、筆者の記事に登場するザ・リッツの「We are Ladies and Gentlemen serving Ladies and Gentlemen」のタクシー版が、米国ニューヨークで実際に動き出しているところが、非常に興味深く、聞き入ってしまった次第。時代は刻々と「お客さまを選ぶ時代」へと急変し、それがグローバル・スタンダードになりそうだ・・・。


▼写真はイメージ:良い子の集まり
snoopy



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  • posted by Chikao Nishida at 2022/6/13 12:00 am

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