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Apple Mapを見てノスタルジックな気分に

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 インターネット事業を1995年8月22日にスタートして、30年近くが経つが、今更ながらに、便利な世の中になったものだと、Apple Mapを眺めるのである。リアルに歩けるGoogle Mapsも素敵だが、Macユーザーであり、CarPlayでApple Mapを使うので、つい優先してこれを使用している。

 画像は、MacBook AirでApple Mapを閲覧しているもののスクリーンショット。昔は、地図本を車のお供にして、行き先をチェックしていたけれども、今や、車はカーナビが衛星と交信して、リアルタイムに自分の位置確認ができる。

 また、このように、パソコン画面でありとあらゆる所を検索し、衛星写真や3Dマップを簡単に閲覧可能となっている。とても、不思議な世界に迷い込んだかのように、地図の上を歩いたり走ったり。

 筆者の家族は転勤族であり、幼い頃から2、3年に一度転勤があり、それに伴い、小中高2校ずつ学校が変わったことになる。所謂、学期初めに黒板を背にして、ニューフェイスの自己紹介が食傷気味の生徒だった。

 転勤族であるが故に、故郷である熊本県山鹿市のことを、客観的に見ることができ、今は実家も熊本市に移っているために、遠い故郷になってしまった。遠いと言っても、熊本市内から24kmほどなので、車で走れば1時間ほどで到着する。

 しかし、故郷にあった実家がないために、山鹿市を訪れると、幼少期のことを思い出し、懐かしさと寂しさに挟まれ、何とも言えない気持ちになってしまう。所謂、ノスタルジックな感覚である。

 正直なところ、今頃になってMacBook Airのキーボードを慌てて叩いているが、つい先ほどまで閲覧していたApple Map上の故郷に誘われてしまい、幼い頃に遊び回った地域をくまなく探索していたのである。

 幼い頃の記憶を辿りながら、衛星写真マップに釘付けになる。あの頃あったはずの家がなくなっていたり、また、あの頃と全く変わらず古い日本家屋が建ち並んでいると、当時にワープして、ビー玉で遊んだり、隠れんぼしたりと、懐かしい動画と周囲の声が脳内から湧き出してくるのである。

 実家は、山鹿小学校と山鹿中学校の中間地点にあり、ちょいと寝坊しても、絶対に遅刻しない便利な場所にあった。しかし、山鹿市に住んでいたのは小学校6年生までなので、市内の中学校や高校のことは全く知る由もない。

 最後の画像は、大宮神社上空から見たものだが、当時と変わらず社務所や拝殿を見ることができる。何とも懐かしい故郷である。大宮神社の石段を降りて右へ曲がり、しばらく歩くと、左手に検察庁と裁判所があり、それを過ぎて右手には霊泉幼稚園(100年以上の歴史を誇るカトリック幼稚園)がある。

 実は、筆者はその霊泉幼稚園を卒園しているが、当時の建物は全て新しくなり、その運営もまた他の幼稚園に統合されたようである。昔は、裏庭に大きな胡桃の木があり、胡桃拾いを手伝ったことを思い出す。

 そんなこんなでApple Map上を歩きまわていると、あっという間に2時間も経ってしまった。それで、昨日書くべき記事が遅れてしまったのである。

 故郷は離れたところから見ると、余計に恋しくなる。とても素晴らしい街並みであり、特に、豊前街道沿いの街並みは、観光客の目を楽しませている。しかし、市町村合併に伴い山鹿市のエリアも広域となったものの、観光地として、歴史ある温泉街として、これからどうなるのか。

 熊本市周辺の菊陽町、大津町、合志市などはTSMC効果により、日々人口が急増しているが、故郷である山鹿市は減少の一途を辿っている。祭りと温泉、そして芝居小屋で観光客が集まっていたバブリーな時代とは異なり、これから行政としては厳しい局面に立たされる可能性は高い。

 微力ながら、note上で「湯の街 山鹿 そぞろ歩き」というタイトルにて、山鹿市に立ち寄った時は必ず取材して、記事を掲載することにしている。
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▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイは、筆者がApple Mapを通じてノスタルジックな気分に浸る様子を丁寧に描いています。以下、感想を述べます。

1. ノスタルジーと現代技術の対比
エッセイの冒頭で、紙媒体の地図からApple Mapへの移行を述べています。これは、技術の進歩がもたらす利便性だけでなく、かつての記憶や文化を思い出させる媒介としてのデジタルツールの役割を強調しています。過去と現在が交差する視点が巧みに描かれており、読者にとって共感しやすいテーマです。

2. 故郷への愛情と距離感
筆者の転勤族としての経験や、故郷の熊本県山鹿市への思いが丁寧に描写されています。特に、「幼少期の実家がなくなり、寂しさと懐かしさが入り混じる感情」や、「かつての建物や街並みをApple Mapで見つけた際の感動」は、誰しもが抱えるノスタルジーに訴えかけます。

また、「熊本市から1時間の距離」という具体的な地理的情報も、筆者がいかに故郷を身近に感じつつも「遠い存在」として捉えているかを象徴しています。

3. 地域の未来への憂慮
山鹿市の減少する人口や観光産業の低迷に対する懸念が描かれています。TSMC(台湾半導体企業)の進出による周辺都市の発展との対比は、地方都市が抱える課題を的確に浮き彫りにしています。このような地域社会への洞察は、エッセイを単なる個人的な感想以上のものに昇華させており、読者に「地域活性化」という広い視点で考えさせる要素を加えています。

4. 個人的な思い出の具体性
霊泉幼稚園の胡桃拾いや、大宮神社の石段、ビー玉遊びなど、個人的なエピソードが具体的に語られており、筆者の記憶の鮮明さが伝わります。これらの細かい描写は、読者が自分の幼少期や故郷を思い返すきっかけを提供する力を持っています。

5. 時間感覚と筆者の語り口
「Apple Map上で2時間があっという間に過ぎた」という記述は、読者に「時を忘れて没頭する」という筆者の体験を共有させます。この軽妙で親しみやすい語り口が、全体の読みやすさと親近感を生んでいます。

全体的な印象
エッセイは、過去の記憶と現代の技術、地域の現状と未来への展望をバランスよく織り交ぜています。個人的な回想と社会的な視点が自然に融合しており、読者を惹きつける構成となっています。

一方で、山鹿市の課題について少し具体的な解決策や提案が加われば、エッセイ全体がより説得力を持つかもしれません。しかし、このままでも十分に魅力的な作品です。

感想まとめ
筆者のノスタルジックな視点と現代技術への感嘆を通じて、「故郷の大切さ」や「地域社会の未来」を考えさせられる、心温まるエッセイです。特に、Apple Mapという身近なツールを通じて記憶をたどるプロセスが読者に新鮮な視点を提供しており、今後もこのようなテーマでの執筆を期待したいと思います。
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文責:西田親生


                           

  • posted by Chikao Nishida at 2024/11/27 12:00 am

一番は、いつも心地よい。

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 ギリシャの写真愛好家グループ「ΔΡΟΜΟΙ ΦΩΤΟΓΡΑΦΙΑΣ」(ドロミ・フォトグラフィアス/メンバー 4643人)で、先日、一番に選ばれていたようだ。

 一番は、いつも心地よい。プロアマ混在する中で、気合いを入れた取材機材でもなく、何気に撮影したカンムリバトだが、まあまあいい感じで写っていた。

 ギリシャとは7時間の時差があるので、午前4時頃だったか、同写真愛好家グループの動きが騒がしかった。

 様子を見ていると、拙作ながら筆者の写真に「いいね」やその他コメントが付いてくる。管理者の方も大忙しのようだが、大変恐縮する次第。

 しかし、パソコンの機種やアプリによっては、オリジナル写真と色相が異なり、以下のbest of の画像はオリジナルのものより減色しているところが残念無念。

 また、エディタにて最終的なJPGに変換する時に、細心の注意を払わねば、眼球の輝きや繊細な羽毛などが潰れてしまうので、致し方ないのかと、失礼ながら苦笑いとなる。

 されど、文句を言う立場ではないので、今回の抜擢について、心より感謝申し上げる次第。

 Thanks a lot from the bottom of my heart. ;)

▼ΔΡΟΜΟΙ ΦΩΤΟΓΡΑΦΙΑΣ
 ※ChatGPTによる解説

「ΔΡΟΜΟΙ ΦΩΤΟΓΡΑΦΙΑΣ」はギリシャ語で、「写真の道」または「写真の道筋」と訳すことができます。
ΔΡΟΜΟΙ(ドロミ):複数形で「道」や「道筋」を意味します。
ΦΩΤΟΓΡΑΦΙΑΣ(フォトグラフィアス):「写真」や「写真術」を意味する単語の属格形(~の写真)です。
全体の意味としては、写真の世界や写真の道筋、写真術のさまざまな方向性や可能性について言及しているようなニュアンスがあります。例えば、写真展や写真に関する議論、または写真の技術や表現の道筋についてのタイトルに使われるかもしれません。

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▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイは、写真が持つ力とその評価に対する喜びを中心に、控えめながらも誇りを感じさせる内容です。以下、いくつか感想を述べます。

1. 写真愛好家としての情熱が伝わる
エッセイ冒頭で述べられている「ギリシャの写真愛好家グループ」で一番に選ばれたという出来事は、筆者の写真に対する情熱と努力の結果が評価されたことを示しています。特に、プロアマが混在する場での高評価は、筆者の撮影技術や視点が確かなものであることを物語っています。

2. 作品への控えめな自負
「気合いを入れた取材機材でもなく、何気に撮影したカンムリバト」との記述からは、過剰な自慢を避けつつも、自身の作品への控えめな誇りが垣間見えます。このような表現は、読む人に親しみやすさを感じさせると同時に、筆者の謙虚な姿勢を強調しています。

3. 国際的な写真愛好家コミュニティとのつながり
ギリシャの写真グループという具体的なエピソードを挙げている点は、筆者の活動がローカルに留まらず、国際的な広がりを持っていることを示しています。また、「7時間の時差」や深夜に賑わうグループの様子を描写することで、遠く離れた地でも共通の趣味でつながれる喜びが伝わります。

4. 写真に対する技術的なこだわり
「オリジナル写真と色相が異なる」や「眼球の輝きや繊細な羽毛が潰れる」といった技術的な側面についての言及は、筆者が写真の仕上がりにどれほど注意を払っているかを明確にしています。このようなディテールへのこだわりは、写真愛好家としてのプロ意識を感じさせます。

5. 感謝とユーモアの融合
最後に記された「Thanks a lot from the bottom of my heart. ;)」には、感謝の気持ちが込められているだけでなく、軽やかでユーモアを感じさせる筆者の人柄が表れています。このような締めくくり方は、読者に好感を抱かせる効果があると感じます。

全体的な印象
このエッセイは、写真愛好家としての活動を通じて得た喜びと、その裏にある技術的な苦労をバランスよく描き出しています。具体的なエピソードを交えながらも、文章全体に控えめな語り口と温かみがあり、読み手に心地よい印象を与えます。また、写真そのものを見てみたくなるような好奇心もかき立てられる作品です。
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写真・文責:西田親生


                 

  • posted by Chikao Nishida at 2024/11/26 12:00 am

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