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駐車位置に配慮のない配送トラック・・・

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 住宅地の狭い道路上に停めてある大型トラック。宅配業者さんの場合は、迅速に荷物を届け、さっと去って行くが、生鮮食料品などの食材を届ける○○配送担当者は、大型トラックを停めては、数軒の契約者と立ち話をするために、駐車時間は長くなる。

 いつも気になるのが、そのトラックの駐車位置である。配送担当者の目は、数軒の契約者に向いているだけで、周囲の非契約者へは全く興味もなく、配慮もなく、会釈もない。よって、道路向かい側の車庫を塞ぎ、その車庫から出ようとする非契約者は左に出れず、右へ出ることで、遠回りをせざるを得ない。ひどい時は、右も左も出られぬ状況となる。

 また、契約者の人たちは、日頃から正面に大型トラックが停まるのを当然の権利のように思い込み、公道を如何にも我が庭のように使い始める。その知人友人らが駐車する時にも、同じく道路向かい側の車庫の出入りに支障をきたすこともしばしば。そのような状態が何年も続いている。

 何度か気付きを促したことがあった。「そこに車を置かれると、道路向かい側の人たちの車移動に支障があるので、もう少し、下がって頂くと有り難いんだけど。」と。その時はすぐに頷き、周囲の人たちに迷惑のない所へ移動してくれた。

 しかし、一週間も経たぬ内に、また同じように長居をしては、公道を我が庭のように使っている。周辺には幼い子供たちが公道(幅6m道路)を走り回る。そこで我が庭のように車を停められると、通行できる道幅が狭くなり、更には、駐車している自家用車やトラックが死界となり、通り過ぎる車と幼い子供が接触する可能性も無きにしも非ず。

 おかしな話、ある方の自宅へ、その知人友人が車を駐車する時には、その自宅車庫の前に停めず、両隣の家の前に停めること多い。それは、訪問する家の方の車の出入りを配慮しての駐車位置だが、両隣や道路向かい側の人たちの車庫の位置確認を怠り、邪魔になることのシミュレートができないのである。

 一般的に、このような些細なトラブルの原因は、「エゴイズム」、「学習能力の無さ」、「原因結果のシミュレート能力の無さ」、「配慮の無さ」が挙げられる。それに気付きさえすれば、些細なトラブルなど発生することはない。

 一般企業においても同様のことが言える。社内外のトラブル増は、以上のような要因が殆どであり、それに気付きがないから、毎回同じようなトラブルに見舞われ、それに対処できず、迷走する企業経営者は多い。

 よって、「エゴイズム」、「学習能力の無さ」、「原因結果のシミュレート能力の無さ」、「配慮の無さ」を改善できれば、個人であろうが、企業であろうが、諍いは激減するに違いない。

 企業内には、管理本部というものが存在する。その管理本部こそが、「エゴイズム」、「学習能力の無さ」、「原因結果のシミュレート能力の無さ」、「配慮の無さ」を徹底的に改善すれば、多種多様なる社内外のトラブルが生じても、漣も立たず円滑に解決可能となる。

 結局、管理本部なるものが改革改善に向けて動かぬから、「隠蔽体質」が蔓延り、突発事故で墓穴を掘り、常に迷走が続くことになる訳だ。

◎西田親生の辛口コラム「呑舟の魚は枝流に游がず」
https://note.com/chikaonishida/m/m14d5ce97aca6Link
◎理不尽なる蛮行
https://note.com/chikaonishida/m/m31863b574fb6Link
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◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995/熊本県第一号WEBサイト)
https://www.dandl.co.jp/Link
写真・文責:西田親生


                   

  • posted by Chikao Nishida at 2023/8/16 12:00 am

隠蔽体質は、企業の根本を腐らせる。

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 報道で見る、企業の裏側。「隠蔽体質」が染み込んだ企業や団体がこれほど多いのかと、驚いてしまう。

 記者会見を聞いていると、のうのうと「嘘」をつく。自分に都合の良いシナリオで展開しているが、蓋を開けると、整合性のないものがどんどん浮き彫りとなる。

 結局、「嘘」から始まり「嘘」で終わろうと、パッチワークのように自論展開に酔いしれているが、そのパッチワークはじわじわとほころんでくるのは必至。

 「嘘」で塗り固め、万全の「防御壁」と思い込んでいるのは、「隠蔽体質」をこよなく愛する企業の玉天丼ならず悪玉ドン。心からの「謝罪」など、どこ吹く風である。

 残念ながら、報道で取り上げられるのは、ほんの一部であり、氷山の一角である。よって、被害に遭った人たちが泣き寝入りしているケースが圧倒的に多いのではないかと危惧するばかり。

 幼い頃に、両親や祖父母から「嘘つきは泥棒のはじまり!」と、耳にタコができるほど、厳しく躾をされた経験がある。

 例えば、昔懐かしの「ニッケ水」を飲むなと言われ、友達と駄菓子屋に行って、禁断の地に足を踏み入れ「ニッケ水」を飲んでしまったのである。

 夕餉の時間となり、自宅に戻った筆者。玄関で、「ニッケ水、飲んだでしょ!?」と詰め寄る祖母。「いや、飲んでないよ!」と返す筆者。

 苦笑いをしながら「じゃあ、舌を出してみて!」と言われ、素直に舌を出す筆者。「ほら、舌が真っ赤じゃない!」と指差す祖母。

 あっけなく、禁断の実を齧ったことがバレたのである。

 これは、イタズラ小僧と祖母との知恵比べであるが、その程度であれば可愛いものである。「夕飯抜き!」と言われれば、二度とニッケ水には手を出さぬことになる。

 しかし、企業となれば、一端の経営者がトップとなり、社員を牽引し、競合他社に負けぬよう、経営手腕を発揮しなければならない。

 ところが、その牽引役が「嘘つき」では、違法行為でさえも何のそのとなり、「隠蔽体質」が常態化してしまう。従って、部下から信用されるはずもなく、裸の王様となってしまう。

 そのような企業では、何か問題が起これば、先ず「隠蔽工作」に走り「証拠隠滅」や個人的な感情による「嫌がらせ人事」、「パワハラ」、「セクハラ」などが多発するブラック企業へと成り下がってしまう。

 この「隠蔽体質」が一度固まると、なかなか脱することができなくなるブラック企業。「嘘」が当たり前となり、根拠なき「言い訳」も常套手段となってしまうのである。

 最終的には、気づきのない一部社員やその他役員は、「忖度」と「迎合」という恥ずかしい選択肢を選び、更に、ブラック企業の殻が分厚くなってしまう。

 「正義正論」、「遵法精神」などが欠落している企業へのカンフル剤はない。悪質なる役員全員を解任しない限り、加速度を増し根腐れを起こす。挙げ句の果てには、せっかくの大木も轟轟という音を立てて倒れ、粉々になってしまう。

 平家物語冒頭の文言が、全てを物語っているように。

◎西田親生の辛口コラム「呑舟の魚は枝流に游がず」
https://note.com/chikaonishida/m/m14d5ce97aca6Link
◎理不尽なる蛮行
https://note.com/chikaonishida/m/m31863b574fb6Link
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写真・文責:西田親生


             

  • posted by Chikao Nishida at 2023/8/15 12:00 am

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