
数日前に、熊本県山鹿市鹿本町の黄金色に染まる麦畑と真っ白な雲を撮影し、穀倉地帯の素晴らしい自然に触れることができた。
麦畑を撮影し、次に、国歌にある「さざれ石の巌となりて・・・」の分身のような不動岩の入り口へと車を走らせた。小学生の時に、友人とよく足を運んだところだが、当時の鳥居や不動岩へ続く細い山道(蜜柑畑)は全く昔のままである。
鳥居横に、「不動岩 1.5KM 30分」の標識が立っていた。徒歩で30分ということだろうが、肉眼では思ったよりも遠くに感じた。昔は、不動岩の裏側へ回り込み、巌の上に立ち、食パンを空中に投げると、カラスが急接近してきて、パンをゲットするのだった。
上述は危険な行為なので、良い子は絶対に真似をしてはいけないが、当時の小学校の先生は鍛錬遠足という事で、不動岩や震岳登山を敢行したのだった。地元の民話にも出てくる、不動岩、震岳、首石峠、一つ目神社、権現山。昔を懐かしみながら、不動岩遠景を楽しんだ。
空気が澄んでいる時は、この不動岩の展望所より、熊本市内の金峰山が見える。熊本市北区にある筆者のオフィスも、その不動岩から見えるのではないかと思ったほどである。近場の高台から超望遠レンズにて、震岳や不動岩方面を撮影してみようかと・・・。




▼2016年12月16日に撮影した不動岩

▼取材風景 photo by Assistant Photographer

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