
今年一年、先見塾や取材などで大変お世話になった、熊本ホテルキャッスル。取材ランチとしては、一番多く利用したレストランが、同ホテル1階にあるダイニングキッチン九曜杏である。熊本地震で被災した同ホテルであったが、現在では、客室も宴会場も、地下の桃花源も奇跡的に復興し、常連客は皆、胸を撫で下ろしていた。
本日は、予約をしている訳ではないが、年末のご挨拶方々、九曜杏へ足を運び、唐突に、料理長へ「くまもと味彩牛(あじさいぎゅう)」のステーキをオーダーしたのだった。下写真のように、美しいステーキ肉が振る舞われた。二週間ほど熟成されたのか、繊維がとても柔らかく、ナイフで切る必要がないほど、味わい深い上質のステーキだった。
因みに、「くまもとの味彩牛」は、ホルンスタインを母として、黒毛和種を父とする、交配種。赤身の部分は思いの外柔らかく繊細で、霜降りは、あっさりとしていて癖がなく、とても食べやすい上質のステーキ肉である。
つい最近、山鹿市にあるイタリー亭にて食した「山鹿牛」(黒毛和牛)があったので、比較のために写真を掲載することにした。これもまた、ミディアムで食べると、肉自体が甘く香ばしく、脂のキレが良い、上質のものだった。
どちらかと言えば、「くまもと味彩牛」にはパンが、「山鹿牛」にはご飯がバッチリ合うような気がした。また、双方とも、甘露醤油をチョロッと垂らし、わさびを乗せると、至福の極みとなるが、甲乙付け難い。
年始はお節料理が待っているが、数日で飽きてしまうので、このような熟成されたステーキ肉を再び食したくなるのだろうと・・・。
▼「くまもとの味彩牛」のステーキ・・・繊維の柔らかさと癖のない優しい味わい

▼比較のために掲載する「山鹿牛」(黒毛和牛)・・・独特の甘みと旨みを持つ

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