
親子でハヤ釣りに来ていた。山鹿市市民スポーツセンターの先にある、舗装もない処だった。
お父さんに声を掛けて、ご挨拶後に、子供達が釣っているところを背後から撮影することにした。ハヤを釣るならば、ここじゃなかろうと感じたが、多分に、釣ることが目的ではなく、釣り道具を一人で準備して、餌を付けて、ウキの動きを見て楽しむ、家族間の重要なコミュニケーションの一環であると思った。
子供達は、ジリジリと照りつける太陽光をものともせず、じっとウキの動きを追っている。100メートルほど上流に瀬があるので、その岸辺で釣ればと思ったが、足場が悪いので、安全を考えればここが一番なのだろうと。
筆者も幼い頃に、父親の使いっ走りをしていた。鯉釣りの餌の材料を前日まで揃えて、自宅へ戻り臭い爆弾釣り用の大きな団子を作ったことを思い出した。それを考えれば、実に楽しそうな釣り風景。釣れなくても楽しそうにしている子供達が印象的でもあり、羨ましかった。
・・・何故なら、筆者の場合は釣るのが目的だったからである。(苦笑)



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