
2月8日(日)に、カルマン熊本ライブに招待された。会場は、ちゃぶ台(熊本県玉名市岱明野口918-1)。民家を改装した、人気の食事処である。
事前に取材許可を得ていたので、できるだけ演奏中はシャッター音がしないよう気遣いながら、遠目から楽しいライブを撮影していった。
アンサンブルと言うか、トリオと言うか・・・組み合わせがすごくユニークな、世界で唯一の合わせは、以下の通り。
1)馬頭琴とホーミー(岡林立哉さん)、2)ハンマーダルシマー(小松崎健さん)、3)バウロン(トシ バウロンさん)の三人である。
会場には、追っかけで山口県から独りで車でやって来た女性が居た。また、RKKラジオ番組で聞いてやって来たという、長洲町の老夫婦や合志市の女性など、熱狂的なファンも含めて、ちゃぶ台に20人ほどが集結した。
合志市の女性は車の免許がないので、バスや電車を乗り継いで、2時間以上かけて来たと言う。また、長洲町の老夫婦は、10年ほど前にモンゴル旅行に行き、その情報をラジオで知り、奥様がご主人の耳を引っ張ってやって来たとの事。
筆者も初体験でもあり、珍しい楽器の組み合わせとトークに酔いしれた。途中からは撮影を忘れてしまい、ホーミーの三次元空間に広がる不思議な音色に、また、ハンマーダルシマーのしなやかで繊細な音の波に呑まれていった。
ちなみに、ハンマーダルシマーは、現代のピアノの原型とも言われ、遠い昔のペルシャで生まれた楽器らしい。シェンバロを更に繊細にしたような音色である。
演奏が終了し、アンコールの大合唱。・・・そして、皆でテーブルを並べて、ちゃぶ台の自然食を思う存分食した。初めて会う人ばかりだったが、いろんな声を聞き、頭の中は「Karman」で一杯となり、帰途についた。途中、打ち合わせも残っていたので、結局オフィスに到着したのは、午前零時を過ぎてしまった。
しかし、かなり疲れていたにも関わらず、異次元空間での音の波に呑まれ、気づけば、心地よい気だるさだけで、その夜は爆睡してしまった。名刺や小冊子を渡していたので、数日後に出演者とのFacebookで繋がり、次の機会に再開することを約束した。









▼ちゃぶ台の自然食



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