
先ほどまで、数ヶ月ぶりにインド出身(大阪在住)のAIエンジニアとAIについて、1時間ほど英語で語り合った。結論から申し上げると、テキスト生成AIや画像生成AIについては、「未完&不安」ということで〆となった。
それは、ディープラーニングにおいてもフェイクという落とし穴があり、また、血も涙も無いという表現は適切では無いが、血も涙もある人との比較において、論理展開に限界があり、偏りもあるという点である。
また、行政や企業において、オープンAIに対して、セキュリティ面を考えるとお勧めできず、過失だとしても機密情報や個人情報の漏洩に手を染めることになりかねない。
可能であれば、行政や企業の内部サーバー、または、管理責任者のパソコンにPython環境を構築し、クローズドな環境下でAnacondaなどを利用し、ドキュメントの整理整頓などを託した方が、無難ではないか。
現在、CGの世界においてもオープンソースは無尽蔵であり、素人でもBlender(無料ダウンロード可/Donate)を活用すれば、プラグインも豊富で、筆者が30年以上も前に手掛けた本格的なCGアニメーションやシミュレーション動画が、いとも簡単に作れる時代となっている。
画像生成AIに関しても、Midjouneyは月額1200円〜ほどの利用料で利用できる。ベーシックでは月間200枚の画像生成制限がありはするものの、有料契約者の生成画像については商用利用も可能としている。
現在、テレビや新聞にて毎日のように報道されているAI。兎に角、日本人は何か一つ突出していると報じられると感化されやすく、それを安易に利用する傾向にある。先ずは、足元のセキュリティと法的制限などをしっかりと学んだ上で利用することをお勧めしたい。
標題のように「AIは、確かに凄い。」であるが、AIを神的存在のように誤解して、全てに依存するという安易な考え方は、先々、思考回路が働かぬ人たちが急増する可能性も多々あり、考えるだけでも戦慄が走るのである。
AIは、単なる流行ではなく、これから社会を変える爆弾であるとも言える訳で、じっくりと考え、オフィシャルでもプライベートでも、現在のところは補完的に上手く活用できればと良いと考える次第。
◎以下は、Midjourneyにプロンプトを書き込んで画像生成したもの。
▼クラシックカー風

▼ROVER MINI風

▼BMW MINI COOPER風

▼HONDA NSX風

▼Watergate scandalの映画「大統領の陰謀」風

▼オードリー・ペプバーン風

▼マリリン・モンロー風

▼ファッションショーのワンカット風

▼屋久島 縄文杉と少女(架空の人物と縄文杉らしき大木の根っこ)

◎西田親生のAI実験室
https://note.com/chikaonishida/m/m1b1d90b4e92d

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◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995/熊本県第一号WEBサイト)
https://www.dandl.co.jp/

画像生成AI プロンプト/文責:西田親生
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