
今回は、配慮の「箱」が頭にない人について検証することにした。
配慮の「箱」がないというのは、平たく言えば、人様のことはお構いなしの人で、自分大好き主義にて超マイペースな人間に辿り着く。当然の如く、デリカシーのない人が多く、その醜態に気づかないのは本人ばかり。気付いてくれればと遠回しに暗示しても、無反応にて聴く耳も持たず。
配慮の「箱」のない人に共通しているのは、男女関係なく、場違い発言が多く、空気を読めないところである。更に、会議などの話し合いとなると、テーマを無視して、最終的に、自分サイドのたわいもない話に専念し、テーマを壊してしまい、何の結論も得られることはない。
尋ねもしないのに、次から次へとバルカン砲のようにマウントしながら話し込むタイプの人を見掛ける事があると思われるが、どちらかと言えば、年配の女性に多い様に思えてならない。よって、Q&Aが成り立たず、自慢話の繰り返しにて、何の進展もない。
例えば、Clubhouse(俗称:クラハ)においても、「地域揺り起こし」とテーマが決まっているにも関わらず、自分の娘や孫の話を持ち出して、延々と自慢話を続ける始末。実際にお会いしておらず、近しい関係ではないのに、そのような個人情報など犬も喰わない。
特に、深夜に酒を呑みながら、睡魔と戦い喋っている人は論外となる。アルコール依存の人間に、人様に対する配慮の「箱」の話が通じるはずがない。無礼講にて、マウントする人たちは、近所の公園にて、買い物かごでもぶら下げて、井戸端会議にご参加願えればと。
SNSで遭遇する人たちは、ある程度接していると、いくつかのパターンに分かれてくる。(1)紳士淑女で礼節を弁えている方、(2)普通の他人の距離を好む方、(3)現実と駆け離れた方、(4)宗教やスピリチュアルに陶酔する方、(5)詐欺的臭いがする方など。
されど、2007年に日本上陸した仮想現実世界「SecondLife」の方々とは、今も尚、素敵なヒューマン・コミュニケーションが継続している。その理由は・・・皆が本音を語り明かし、また、オフ会を通してリアルに良好なる人間関係構築ができたことが要因と言える。
畢竟、SNSでの接点において、日頃からストレスが溜まらぬようにするには、先ずは、その接点を持つ前に、厳格なフィルタリングが必要不可欠である訳だ。万が一、そのフィルタリングに甘さがあると、後々、想像を絶する様なしっぺ返しが待っているに違いない。
▼写真は、小野泉水(小野小町を祀る小町堂/熊本市北区植木町)
※記事と写真は関係ありません。





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1. 山本博之/ — 2021/05/23--07:28:26