
12月6日まで続く、旧細川刑部邸の無料開園(午後9時まではライトアップ)。同園横の有料駐車場に車を預け、入り口の仮設テントにて検温、入園シートに氏名、電話番号またはメールアドレス、人数などを記入し、手指の消毒を行い、入園可能となる。
昨日までの紅葉は、残念ながらまばらだったが、訪れる人たちは竹あかりのイルミネーションに酔いしれ、スマホや一眼レフカメラのレンズを向けていた。月明かりも美しく、園内奥は幻想的な光の祭典(竹あかり)に、名物の紅葉もやや押され気味だった。
自然の摂理に従い、紅葉は季節の移り変わりを如実に語ってくれるが、温暖化のためか、季節のグラデーションが確と見えなくなってしまった。紅葉する葉も、全体が一気に真っ赤に染まることもなく、緑色、黄色、赤色の3色の葉が一つの枝に並んだ状態だ。
何はともあれ、熊本市の中心部に紅葉の名所や威風堂々とした熊本城の存在は、コロナ禍による閉塞感を忘れさせ、心の底まで癒してくれるのである。実に有難い。因みに、私事で申し訳ないが、レンズ沼に嵌った親しい友人が、昨夜はシャッターを切りまくっていた。
撮影後に熊本ホテルキャッスルに立ち寄り、カウンター席にてMacbook Proを取り出し、50mm f1.8で撮影した「竹あかり」の一点を、早速Facebookにアップロードして、ドヤ顔だった。さぞや、赤牛のハンバーグが旨かった事だろうと・・・。
▼竹あかりの撮影前に画角を考えているフォトグラファー






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文責:西田親生
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