
加藤清正(治水事業の神)の治水事業の一つである、大出川。熊本市内の一級河川・白川本流より渡鹿堰から新屋敷方面へ流れ込み、昔はホタル、ハエ、カニ、エビ等が生息しており、鰻やシジミも獲れるほど水が澄んでいた。
その小さな川の畔に京料理「えのきぞの」が佇む。犬と散歩する人、歩く人、自転車で通り過ぎる人。周囲の高級マンションの住民なのか、時折、「えのきぞの」玄関に設置してあるメニューを覗き込んでいる。
自称グルメ通の筆者であるが、同店との出逢いは十数年前となる。兎に角、料理のレベルが高く、その繊細な味わいに唸るばかり。よって、他県からの客が来れば、必ず「えのきぞの」を紹介することにしている。
京料理「えのきぞの」テイクアウトの朱玉と言えるのが、写真下、1ランク上のお弁当群。弁当の名称は、(1)地の巻(3000円/税別)、(2)水の巻(2000円/税別)、(3)風の巻(1500円/税別)の3種。
名の由来は、ご存知の通り宮本武蔵の秘伝書「五輪書」から採っている。地の巻、水の巻、火の巻、風の巻、空の巻の五つの中から、勝手ながら筆者が抜粋し、命名させて頂いた。
ここで敢えて申し上げておきたい事は、決して敷居の高い料亭ではないことである。ランチタイムでも、ディナータイムでも、ご家族づれでもカップルでも全く問題なく、すこぶる美味なる京料理を堪能できるのである。
※お弁当は予約制(二日前までの予約をオススメしたい/月曜日が定休日)
▼地の巻(3000円 税別)



▼水の巻(2000円 税別)



▼風の巻(1500円 税別)



<えのきぞの>
〒862-0975 熊本市中央区新屋敷1丁目9-19濫觴77A TEL: 096-211-5525
定休日:月曜日
◎えのきぞの公式サイト
https://www.dandl.co.jp/enokizono/

電話番号:096-211-5525
◎えのきぞの公式Facebookページ
https://www.facebook.com/shinyashiki.enokizono/

◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995)
https://www.dandl.co.jp/

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