
数日前の記事にて、京料理「えのきぞの」の今月(七月)の季節限定「鮎と鱧のコース」を紹介したが、本日チラシが完成したので、再度ご紹介したい。
同コースは榎園豊成料理長の洒落なのかどうか分からないが、七月の「川の鮎」vs「海の鱧」の組み合わせが何となく面白い。双方とも、高級魚として皆さんご存知の通り、すこぶる美味なる魚たちである。
特に、「鱧」となれば、大都市部ではランチタイムの「鱧の落としコース」でも1万円は下らない。1キロ6000円ほどするので、とんでもなく高価な魚だが、ここ熊本では、ごく普通の魚として認識されている。
しかし、「鱧」の場合は前処理が大変なので、お値段が高くなるのは納得が行く。勿論、包丁捌きが下手な料理人が作ったものは、論外となるが・・・。
同コースは、どれもこれも美味だったが、極め付けは、最後の「鱧雑炊」であった。猛暑の夏向けの料理なので、最初からさっぱり目のものがサーブされており、最後に熱々の雑炊での〆が、意外に心地良かった。
▼季節限定「鮎と鱧のコース」
先 付 鮎とセロリの南蛮漬け
向 付 鱧の落とし ハスイモ 冬瓜 土佐酢ゼラー
変り鉢 鮎寿し みょうが酢どり
焼 物 鮎の塩焼き たで酢
揚 物 鱧の天ぷら とうもろこしのかき揚げ アスパラ
焚合せ 鱧 小芋 オクラ
飯 物 鱧雑炊
また、多くのファンに人気を博しているのは、同店の異次元弁当である。
コロナ禍による「新しいライフスタイル」に合わせた期間限定の弁当や惣菜、そして、異次元の上質すぎるほどの一段弁当(1500円/税別)、2段弁当(2000円/税別・3000円/税別)は、他店の弁当を寄せ付けぬ程の圧巻ぶりである。
以前、筆者の知人友人に紹介したところ、皆が皆口を揃えて、「これは、旨い!これは、役員会にも是非使いたい!」と、かなり評判が高かったことをお思い出す。食通で口煩い人でも唸るほどの弁当である。熊本市内では、このクラスの弁当は希有ではなかろうか。
実に勿体ないと思う事は、同店の料理長が積極的に宣伝をしない事(内緒だが宣伝が下手すぎる)である。まあ、腕の良い料理人に多いパターンでもあるけれども、コロナがある程度落ち着いてきた頃にでも、県内外の知人友人に是非薦めたいと考えている次第。
▼季節限定「鮎と鱧のコース」チラシ

▼期間限定の弁当と惣菜チラシ

▼ステーキ丼

▼フォアグラ丼

▼一段弁当(1500円/税別)

▼2段弁当(2000円/税別)

▼カニクリームコロッケ(3個入り)

<えのきぞの>
〒862-0975 熊本市中央区新屋敷1丁目9-19濫觴77A TEL: 096-211-5525
定休日:月曜日
◎えのきぞの公式サイト
https://www.dandl.co.jp/enokizono/

電話番号:096-211-5525
◎えのきぞの公式Facebookページ
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