
震災に遭遇し、落ち込むばかりでは意味がない。眼前の状況を確と受け止め、最短距離の解決策を実行し、前に前に進むことである。よって、悔いなき人生を送るために、日々自己研鑽を行い、次なるステップをしっかりと踏み進むことが重要。
今回、予想を遥かに超える、数百年に一度と言われる激震を目の当たりにして、いろんな人間模様が見え隠れしたのだった。筆頭格は、偽善者の性懲りもないパフォーマンス。被災者でもないのに、被災者ぶって、人様に物乞し、得たものを如何にもご褒美であるかのように、FacebookなどのSNSに写真付きでアップしている。その浅ましさ、さもしさに閉口する。
特攻隊のような作業服を着て、自らの行動を賛美している人も居た。実に、軽い。この非常事態に、飲み方の誘いをするような愚か者も居た。被災していない人は、結局は他人事なのだろうかと、そのデリカシーのなさ、冷血ぶり、能天気さに唖然とした次第。
SNSは自由な発言の場でもあるが、今回のような未曾有の激震に遭遇した時にこそ、それぞれの「人格」がよく見えるようになったのではないか。震災があったからといって、自粛こそが人道的に正しいと極論を放つ人も居る。更に、口先だけであれこれ美辞麗句を並べ立てたり、自らの救援活動などのパフォーマンスを過度に披露することは、単なる稚拙な大人の情けない挙動なのである。
SNSは、以上のような危機感のない、身勝手な人たちの「墓穴」を掘る場になってしまった感がある。
・・・ちなみに、私は自らが被災しているとは思ってはいない。

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