▼中唐人町の風景

以前、西唐人町の野良猫や食事処などをご紹介した。今回は、50mm f1.4単焦点レンズだけを装着して、中唐人町、西唐人町、それから旧細川刑部邸へと取材を進めて行った。
まず、西も中も唐人町界隈は、昔ながらの商人(あきんど)の街である。現在では、幅広い歩道と公道を挟んで、旧油問屋、古民家などを改装し、カフェや食事処として街づくりを行ったところだ。
車や人の往来は、思ったよりも多くはない。電信柱も埋設してあり、景観も開放的で素晴らしい。駐車場に車を預けて、ゆったりとそぞろ歩き、心落ち着くまで楽しめる街並みである。しかし、昨日からの寒波で、残念ながら野良猫との出遭いはなかった。
ランチを挟んで取材を終え、次の取材先を定番の旧細川刑部邸とした。瓦や軒先きなどに雪が残っているのを願いながら、その駐車場へと向かった。予想以上に雪は溶けていたが、この地は何故か落ち着き心地好い。
駐車場管理人が、「熊本城へ行かれるのですか?この駐車場からは少々遠いので、声を掛けました!」と・・・。
海外から、または県外からの観光客への情報提供であろうが、車のナンバーを見れば熊本人と分かる訳で、ちょっと勇み足的なお声掛けだと思った次第。駐車場へ入ると、わずか3台しかないではないか・・・。
もし、この管理人がゲート手前で、熊本城近隣の駐車場を勧めたのが原因で少なければ、シャレにもならない。少々辛くても、徒歩で二の丸公園から、戌亥櫓、そして宇土櫓、頬当御門、さらに大天守、小天守、本丸御殿へ行っても良い経験ともなり、楽しく、ちょっぴり辛い想い出ともなる訳だ。
これはあくまでも私見であるけれども・・・観光旅行とは、良き想い出作り。よって、余りにも過保護な(楽チンな)情報提供は、逆にスムーズ過ぎる旅として、記憶に深く刻まれることもなかろうと・・・。
▼西唐人町のレストラン

▼雪の舞い散る旧細川刑部邸

▼旧細川刑部邸の庭内

▼今回の取材風景

▼異業種交流ポータルサイト「ロゼッタストーン」(since 1995)
http://www.dandl.co.jp/

https://www.facebook.com/dandlcojp

Comments