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県民性によって、運転マナーに差があるって、ホント!?

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 以前、出張で伊丹空港(大阪)から滋賀県栗東市へタクシーで行くことになった。滋賀県境を通過する途中で、運転手が「滋賀県って、ほんまに追突事故多いんですわ。」と言った矢先に、道路右手で追突事故の現場検証をやっていた。

 それから、栗東市に到着するまでに、計3箇所の事故現場を目撃したのであった。県民性として、気忙しいのか短気なのか強引なのか分からないが、こんなに短時間に交通事故現場を目撃したことはなかった。しかし、熊本県内でも、1日あたり15件ほどの交通事故が起きているので、あまり変わりはないのではと思った次第。

 九州の中央に位置する熊本県。同じ県民として、恥ずかしながら正直に申し上げれば、運転マナーが決して良いとは言えない。兎に角、喧嘩を売っているのかと思うほどの目つきで、運転が荒い人が多い。合流地点で交互に譲り合うドライバーは僅かで、片方の道路が渋滞してしまう。

 交互に譲れば渋滞もなく、常に車の流れがスムーズになることくらい、小学生でも理解できると思うが、そこは悪き熊本県民性が邪魔をしているようだ。昔、人口比でトヨタクラウンが国内で一番多いと雑誌で読んだことがあったが、見え張り、短気、自己中が突出した県民性なのかも知れない。

 しかし、北隣の福岡県に行くと、熊本県とはまた違ったイメージの運転の荒さが目立つところである。追越車線から走行車線にレーンチェンジしようとすると、走行車線の後ろの車が迫ってきて、入れないようになる。或る福岡県人の車の後部座席に乗った時に、「絶対に、中には入れん!」と呟いていたので、「?」と思ったことがあった。

 九州圏内では、宮崎県の県民性がおとなしく、運転もノロノロ安全運転が多く、道を譲る余裕があるように感じている。何度か研修会で、自分の車で宮崎市へ行ったことがあるが、途中、何のトラブルも危険もなく、フェニックス・シーガイヤ・リゾート玄関に到着したことを覚えている。

 高級車に乗っている人間の一部は、暴走族より悪質な爆走族もいるので、それは別枠に考えている。特に、高齢者で生活にも余裕があり、若かりし頃に憧れていた高級車をゲットした人間の運転は鼻息が荒い。兎に角、坂道であろうが細道であろうが、道路中央を突進してくる。非常に危険である。

 また、北海道ともなれば、札幌市などは片側4車線など、海外並みの幅広道路が続く。ただ、左端から右端へ危険運転をする者もいたが、余りにワイドすぎるのも、事故の危険性は高くなりはしないかと思うばかり。

 高速道路を走ると、特に、九州自動車道は、兎に角くねくねしており、高速道路としてはCクラス。走行車線を走る車の速度の割には、車間距離が狭い車も多く、追い越しの挙動が、高級車になればなるほど、横着でもあり危険を伴う。熊本県境を過ぎて、暫くすると片側3車線となるが、急に車の走り方が荒々しくなる地点があるが、そこは事故が多発しているようだ。

 九州圏内では、長崎県長崎市が車を乗り入れるのには四苦八苦する。坂が多く、幅広の外車で長崎市の山手には行ってはならない。フラットな港近くで車を駐車し、歩きで観光を楽しんだ方が無難なようだ。

 大都市部と比べれば、九州圏内の交通インフラは数十年遅れている。九州山地で分断された東の大分県、宮崎県。熊本県側から大分県別府や宮崎県延岡に車で行こうとなれば、決して、楽ちんな運転で行けるものではない。

 時折、県境近くでは鼠取りもあり、折角の愉快なツーリングが、罰金で凹んでしまうことにもなりかねない。要注意だ!

 何はともあれ、譲り合いの安全運転を皆が遵守すれば、事故は格段に減るはずだが、「明日は我が身」と思っている人は皆無。自分だけは大丈夫だと、ドライビングテクニックが低くても、過信している人も多い。

 一瞬にして人の命を奪ってしまう、悲惨な交通事故。最近は道路交通法が厳しくなったと雖も、毎日のように『あおり運転』が無くならないのは、ボンクラが多いってことである。そのような人間には、ドライバーズライセンスを取得する権限を制限若しくは免許更新期間を短縮すべきではなかろうか。

 安全運転こそが、延命の秘訣!

※写真上の車(2002年、ジャガー創立80周年記念モデル)はイメージ

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写真・文責:西田親生

                 

  • posted by Chikao Nishida at 2022/10/18 12:00 am

山鹿豊前街道絵巻(壱)・・・有働自轉車

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 800年の歴史を誇る湯の町・山鹿市(熊本県)。江戸時代からこの地のメインストリートとして栄えた豊前街道が通っている。その菊池川寄りに『有働自轉車』という大きな看板が目に入ったので、訪ねてみることに。

 同店は、90年の歴史ある山鹿名物の自転車屋さんである。初めてお会いしたにも関わらず、ウェルカムの状態にて、お茶やお菓子をご馳走になり、山鹿市内やその周辺について話が尽きず、数時間お邪魔してしまった。

 今回は、『有働自轉車』連載の初回となるが、先ずは、店内の奥にとてもレアなる『ママチャリ』が見えたので、そのご紹介をしたい。

 写真下が、昭和の香り一杯のレアなる『ママチャリ』だ。左ハンドル側にベルがあり、小さな回転式のダイナモ(発電機)と豆電球が装着された前照灯が付いている。聞けば、60年くらい昔の『ママチャリ』だと言う。

 現代の自転車はピンキリだが、この当時の『ママチャリ』としては、ゴージャスなものであったに違いない。フレームに書かれたメーカー名を見ると、『Kawamura High Stainless Cycle』とある。

 聞き覚えがないので、Googleで調べてみると、『カワムラサイクル公式サイト』が抽出された。現在は、福祉に力を入れ、多種多様な車椅子の製造販売を行っているようである。しかし、同社が60年近く前に製造した『ママチャリ』が、この湯の町・山鹿の同店片隅に現役でいるのには驚いた。

 流石に『ものづくり日本』と言われるように、60年近く昔の『ママチャリ』のギラギラ光り輝く金属部分が何とも言えない。ベルは錆もなく、これまたギラギラと黒光り。ベルの手前レバーをスライドすると、チリン♪チリン♪と、可愛い音を奏でてくれた。

 この『ママチャリ』の周囲をぐるぐる回りながら眺めていると、何とも懐かしい自転車特有のダイナモが気になって堪らない。ダイナモは、手動で左斜めに倒し、自転車を走らせると、ダイナモ上部が回転し発電する仕掛けとなっており、発電された電気で前照灯の豆電球がフワッと灯るのである。

 ブレーキも、ハンドル両脇に太めの金棒が突き出ている。下り坂をこの『ママチャリ』で走りながらブレーキを掛けると、キ〜キ〜キ〜♪と鳥肌が立つような摩擦音が聞こえて来るに違いない。

 サドルは女性用なので横広く、その下には結構太めのバネが取り付けてあった。タイヤは流石に劣化気味にて、ひび割れが目立つが、中はチューブ式なので、平均的な体重の方であれば、安全に乗れそうだ。

 とてもレアなる『ママチャリ』を拝見させてもらい、すこぶる楽しかった。値段がいくらだったのか聞き忘れたが、当時の自転車はかなり高級高額であったと考えられる。勿論、現代の自転車でも100万円を超えるパーツ組み立て式のものもあるので、昔も良いお値段であったろうと。

 次回の『有働自轉車』第二弾は、年末の餅つきの様子を予定している。

▼有働自轉車(有働サイクル)
〒861-0501 熊本県山鹿市山鹿1777
TEL 0968-43-2417

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  • posted by Chikao Nishida at 2022/10/17 12:00 am

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