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若手が育つ時・・・

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 昨日の素敵なディナーについてBLOGを書いたが、今日は切り口を変えて、「若手が育つ時・・・」という話をしたい。

 写真上は、昨日、筆者が注文したディナーのメインディッシュを作る料理長(熊本ホテルキャッスル ダイニングキッチン九曜杏)の姿である。・・・耐熱硝子越しなので、パンの中の豚肉が焼けている音など一切聞こえるはずはないが、ファインダーを覗いているだけで、その耐熱硝子の存在さえ忘れ、レンズが硝子を貫通しまうような至近距離での撮影にワクワクしてしまう。

 じっと観察いると、料理長と堀部シェフの二人が、テンポ良く、メインディッシュの調理に取り掛かっているようだ。若手の堀部シェフは、メインディッシュの盛り付け用の新鮮な野菜に、一つ一つ焼きを入れている。その間、厨房の中央で同料理長が、今回のメインである「ホエー豚のロースト」の仕上げに入った。

 昨年は、もっと料理長から檄が飛んでいたような気もするが、最近では、若手が傍らで黙々と準備をしている姿が堂々としており、料理長もひたすらメインの調理に集中している。・・・無言・・・これは、所謂、「阿吽の呼吸」であり、互いの信頼関係の証でもある。・・・短期間の内に、このように若手が育って来ている姿を眼前にすると、すこぶる微笑ましささえ感じる次第。

 昨日、Facebookのウォールに「何故、世の中、高齢の経営者がなかなかバトンタッチしない。何故???・・・子供が30代、40代になっても大人に成りきれないから。」と書いたけれども、シェフの世界でも同じ事。若手が一端のシェフになれば、バトンタッチはいつでも出来る。しかし、いつまでもおんぶに抱っこの若手ばかりだと、次の階段を駆け上ることが出来ず、バトンタッチどころの騒ぎでは無くなってしまう。

 家庭も組織も、その他団体も全て同じ事。バトンタッチが適時適切に行われないと、後手後手に回ってしまい、フレッシュな若い力を発揮できる環境さえも失ってしまう。・・・これは、後々「あいた、しまった!」で許されるものでは無い。無責任そのものである。・・・万が一、そのトップが、組織の私物化、私利私欲だけに走るワンマンご老体であるとすれば、その牙城を死守ことだけに傾注し、若手も育たず、変化も進化も無く、先々、大災難が起きるのが必至となってしまう。

 企業に必要な三要素・・・「ヒューマンウェア、ソフトウェア、そしてハードウェア。」・・・これは、帝国ホテルの社長就任で、当時の吉村勲人社長(熊本出身)が唱えた言葉として語り継がれているものだが、最優先すべきは「ヒューマンウェア」。・・・企業繁栄は、早期に若手を育てる事に尽きるのである。


▼昨日の素敵なディナー
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▼育ち始めた若手シェフ
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【ディー・アンド・エルリサーチ株式会社公式サイト】 http://www.dandl.co.jp/dandl/Link

  • posted by Chikao Nishida at 2014/3/4 04:49 am

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