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NIKON D1に始まったカメラライフ

▼NIKON D1(1999年製)

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 1999年の事だった。世界がスタンディングオーベーションで迎えた、一眼レフデジタルカメラの誕生だ。・・・それは、当時のNIKONが総力を結集し、一般のコンスーマーにも手が届く価格帯にて発表したのが、NIKON D1だったのだ。

 ある日、NIKON D1の実物が某量販店に1台あると聞き、直ぐさま足を運んだ事を、昨日のように覚えている。・・・その店のカメラ部責任者が、「これは世界を変えますね。しかし、本体価格が65万円ほどしますから、そう簡単には売れないと思います。」と言っていた。

 白い手袋をして、「実物をご覧に入れます。」と、丁重にその箱を開き、D1を手に取って見せてくれた。筆者は、居合いに使用する日本刀を手入れする時の瞬間のように、息が掛からぬ距離をもって、じっくりと見入ってしまった。

 当時の筆者は、NIKON F4というフィルムカメラや、その他コンデジを使っていたので、D1の重厚さに圧倒され、画素数は280万画素弱と言えども、シャッター音やその他の機能は、ほぼフィルムカメラと変わらないように見えた。

 翌年、香港(香港、中国、ベトナム)へ研修ツアーに出掛け、豪華客船「スーパースターレオ」に乗船する計画があったので、そこに、D1を持って行けないか・・・と、店の責任者と話をしながら、頭の中では、既に香港の街中で、D1を左肩に掛けた筆者の姿が浮かび上がっていたのであった。

 30分ほど話をして、一度、オフィスに戻り、再検討しようと思いつつ・・・自分の足がバックステップしないのだ。・・・とうとう、そんな自分に痺れを切らし、「店長、これ買いますよ。」と言ってしまった。・・・クレジットカードを財布から取り出し、「これでお願いします。」と。・・・それが、筆者の一眼レフデジタルカメラフリークになった「記念日」となった訳だ。

 勿論、仕事柄、デジタルカメラは必須。・・・CANON、SONY、RICOHなど数台のコンデジは持っていた。・・・しかし、レンズ交換ができる一眼レフデジタルカメラは無かった訳で、今思えば、この選択、判断は間違いではなかったと思っている。それから15年。・・・振り返ると、NIKON D1が産声を上げて、凄まじい勢いで各メーカーが一眼レフデジタルカメラを次から次へと開発して行く事になったのだ。

 1994年にインターネットが日本上陸を果たした時に、更にデジタルカメラが加速度を上げ、軽薄短小・・・所謂、小型で軽くて高性能なデジカメが、当時の市場を賑わせ、今に至っている。

 筆者にとって、一眼レフデジタルカメはペットのようなものだ。・・・天候が悪いと、機嫌が悪い。条件の良い環境下では、思った以上に走り回る。被写体が魅力的だと、その場でグレードアップしたかのような絵面を写し出す。遠景も近景も、単焦点レンズを替えるだけで、全く違った生き物に変身してしまう。

 人も物も出逢い次第で、次の選択肢が変わってくる。・・・阿弥陀籤のように、あっち行ったり、こっち来たり・・・。又は、双六ゲームのように、サイコロを転がすと、前に進んだり、振り出しに戻ったりと。・・・筆者はその点は、新しい物、世の中を変えるような事象に関して、結構鋭敏なアンテナが埋めこまれたDNAを持っていると自覚している。そして、色んなデバイスなどを道具として使う時に、この上ない快感を得る性格なのだろうと、自己分析している次第。

 今、筆者の周囲には、カメラライフを手伝ってくれるペットが沢山居る。そして、変身の道具となるレンズもじわじわと増えてきては居る。・・・まだまだ、腕の方が追いついていないので、日々特訓を続けながら、納得の行く瞬間を切り撮れるように頑張りたいと、理想は高く持っているのだが・・・。

 しかし、ペットは本当に可愛いものである。


▼左がCANON EOS 5D MARK II(2009年)、右がNIKON D800(2012年)
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▼NIKON D600(2013年)
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▼NIKON Df(2013年)とレンズ群
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▼NIKON Df、NIKON D800とレンズ群・・・iPhoneで撮影
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▼NIKON 純正クリーニングキット・・・iPhoneで撮影
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  • posted by Chikao Nishida at 2014/4/30 12:00 am

天下一品のフカヒレ姿煮湯麺

▼極上フカヒレ姿煮湯麺
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 熊本県は他県と比較して、兎に角、四川料理が多い地域である。その理由は、今回詳細についての説明は割愛するが、結構な数の四川料理のレストランが点在している。

 その中でも、虎の穴的存在として、また、全国区でも有名なレストランになった「四川料理 桃花源」が、熊本ホテルキャッスル地階にある。・・・同ホテルへ足繁に通い始めて三十数年が経ち、筆者にとっては、馴染みのレストランの一つとなる。

 今回、ご紹介するは写真上の「極上フカヒレ姿煮湯麺」。・・・丼の表面を埋め尽くす程の大きなフカヒレの姿煮に、誰しも腰を抜かしてしまうのである。・・・本当に、麺の姿が隠れてしまっている。

 筆舌に尽くしがたく極旨スープの中に、程良い腰の麺が沈み、その上に、黄金に輝く極上のフカヒレの姿煮が鎮座している。・・・お味のほどは、実際に食して頂きたいのであるが、フカヒレの繊細な食感に加え、まったりとした濃厚なタレとの絡み、更にはスープとの絡みで・・・口の中は、既に「満漢全席状態」となる。

 お行儀が悪いけれども、周囲を見廻し、誰も居なければ、丼ごと両手に持ち、ごくごくと最後の一滴までスープを飲み干したくなる逸品と言えば、ある程度は、この幻の「極上フカヒレ姿煮湯麺」をお伝えできるのだろうかと考える次第。

 ランチであろうがディナーであろうが、量的にも、これ一杯で十分だ。・・・最後に、写真下の同レストランオリジナル「古典式杏仁豆腐」をオプションとしてオーダーしておけば、その日のランチ又はディナーはパーフェクト。熊本市内に足を運ばれた折は、・・・是々非々、ご賞味頂ければと!!!

 よって、この「極上フカヒレ姿煮湯麺」は、全国でも1位、2位を争う逸品として、筆者一押しの料理なのである。・・・可能であれば、予約をしておいた方が、同レストラン側としても準備しやすいのではなかろうかと・・・


▼古典式杏仁豆腐
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  • posted by Chikao Nishida at 2014/4/29 12:00 am

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