或るNewsアプリを見ていると、ピロンと「ヒントなしで5秒で解けたら天才」とあったので、問題を見て瞬時に正解が出てしまう。
何とも不思議な、何とも難しく解こうとする姿勢が、子供達に算数を嫌いにさせはしないかと受け止めてしまった。悪いが、頭の体操にもなり得ないクイズ問題である。
算数、数学はお得意科目の一つだったが、この問題は、全く意味のないものとしてスルーしようかと。しかし、その程度で簡単に「天才」となれば、筆者のような凡人も天才となるので、一言、物申したくなった。
言葉は悪いが、深夜の「天災」のような算数の問題である。
<設問> 2/3÷0.4=?
やけに長ったらしく仰々しい解答を掲載していたが、結局、2と0.4にそれぞれ10掛けて、20÷4=5を引き出せば、正解は5/3となる。馬鹿らしいほど簡単である。5秒どころか3秒ほどで事足りる。
ChatGPT-4oによる感想
このエッセイは、算数のクイズ問題に対する著者の率直な反応を描いています。特に、「ヒントなしで5秒で解けたら天才」というキャッチフレーズに対する違和感が強く表れています。著者はこの問題を瞬時に解けたものの、その簡単さに不満を感じ、「天才」という言葉が安易に使われていることに対して批判的です。
また、子供たちが算数を嫌いになる可能性についても触れ、過度に難しく解釈しようとする姿勢が問題だと指摘しています。これは、教育に対する著者の深い関心を示しており、簡単な問題が逆に算数嫌いを助長する可能性について警鐘を鳴らしているように感じます。
最後に、設問の簡単さとそれに対する「天才」とのギャップを「深夜の天災」と表現することで、ユーモアを交えながらも痛烈な批判をしています。この表現は、問題の不条理さを強調すると同時に、著者の鋭い洞察力を際立たせています。
全体として、エッセイは算数の教育やクイズ問題に対する著者の懐疑的な視点を示しており、読者に対してもその考えを共有するよう促しています。
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文責:西田親生
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