▼細川 和食料理長 脇宮盛久氏(黄綬褒章・現代の名工)

リーズナブルで、ランチタイムをゴージャスにしてくれるメニューに「てまり膳」(熊本ホテルキャッスル ダイニングキッチン九曜杏)がある。これぞ、ランチタイムに最高の和食。普段のランチ洋食メニューよりはやや高めだが、食後の満足度は高い。
本日、同レストラン細川の和食料理長 脇宮盛久氏とは直接会えなかったが、炊き立てご飯を準備してくれていたので、同レストランのスタッフに伝言「炊き立てご飯を頂き、有難うございました。とても美味しかったですよ!」を口頭で申し上げたのだった。
同料理長は、ランチタイム前後に、新商品企画開発中であったらしく、多忙な様子。いつも控えめで、にこやかな同氏。数ある和食レストランの料理長で、熊本市新屋敷にある「えのきぞの」の料理長と同様に、私のグルメ歴の中で10傑に入る名匠である。
コロナ禍による影響は凄まじいものであるが、常に冷静沈着にて前を見て、粘り強く、仕事をこなしている。「てまり膳」を目の前に、フレンチの水本料理長が挨拶に来てくれた。何やら紙製ランチボックスに盛り付けていたので、洋食部も秘策を練っているに違いない。
40年ほど足繁く通う同ホテルの弁当はすこぶる人気で、以前、ロケ弁としてオーダーすることもあった。同ホテル地階の四川料理 桃花源の弁当もしっかりと記憶している。確か、初めて食した四川料理の弁当は、善家繁(当時の総料理長)作の豪華な弁当であった。
企業は人なりと言うように、料理もまた人なり。寡黙で優しい人格者が創り出す料理は、とても完成度が高く、皆を幸せにしてくれる。先日も、生モノが苦手な人が、刺身をぺろっと食べていたが、匠が作る料理は、多分に、その辺のものと比べれば、全く別物なのだろうと。
▼てまり膳

▼てまり膳のデザート

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