
新型コロナウイルス感染対策への危機感が緩み、日常の報道への慣れが、更に危険な緩みに繋がっている。人の生死に関わる緊急事態を察知できる人と、全く無頓着な人がいる。年末年始の恒例行事ばかりに拘り、世界的な感染症パンデミックを軽視、無視するのは、危険極まりない。
また、感染症対策もアクセルとブレーキの組み合わせと、漠然とした、あやふやで生温い対策では何の解決にも至らず、この「コロナ生き地獄」が長引くばかりとなってしまう。勿論、人権を最重視しなければならないが、例のアプリは、何の役にも立たない。よって、白か黒かの「罰則」ありきで統制を図る必要がありはしないか。
偏った業種支援策など、湯水の如く無駄に税金が流れ出るばかり。政治家の「当事者意識」が如何に欠如しているかは、これまでの数々の愚策(アベノマスクなど)で明明白白。更に、ボッタクリ悪徳商法店の高額家賃まで、何故に税金を投入するのか理解に苦しむ。情けないことに、生死の境界線で命を掛けて医療に従事している方々を、感染予防や治療の単なるツールや駒として見ている、非礼なる政治家もいるほどだ。
何事も他人事。人として恥ずかしくはないのかと、声を大にして物申したい。菅新政権に期待していたものの、浮き足立った現状に直面し、愕然とするばかり。その政策には重みも切れ味も皆無に等しい。全てに身勝手でアバウトだから、国民へ、特に若い人たちへのメッセージは届かない。致死率が高い高齢者を救うか否かは、全ての日本人の「民度」に関わっていると言っても過言ではないが、これも等閑(なおざり)になっていないか。
世界各国の新型コロナウイルス感染対策は千差万別。こればかりは納得行かないのが、スウェーデンなどの政策を見ていると、極論ではあるが、人口政策の一環として、映画ソイレントグリーンのように、高齢者を葬るための卑劣な裏技なのかと、腑が煮え返るばかりとなる。
最後に、アベノマスクの無駄遣いを顧みれば、50ルーム程度のホテルが何棟も建ってしまうほど。また、地球全体が危機に瀕しているにも関わらず、姑息にも、ワクチン開発にて巨万の富を得ようとしている国々は、人命よりも商売優先なのかと、開いた口が塞がらない。

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