
一昨日は、とにかく寒い一日だった。北方面、東方面には分厚い雪雲がモコモコと、西の金峰山の上空も落ち着きのない不安定な空模様。
車を運転していると、フロントガラスにポツポツと小さな水滴が落ちてくる。よく見ると、霙(みぞれ)のような粒である。
つい先日まで紅葉のライトアップを楽しむ季節と思っていたら、急に寒波に見舞われた日本列島。この暖かな熊本市でさえも凍りつくように寒い。
ダイニングキッチン九曜杏(熊本ホテルキャッスル)のガラス越しに、雪なのか霰(あられ)なのか雹(ひょう)なのか判らなかったが、真っ白な線画のような風景と化した。
年中常春のようなホテル館内も、じっとしていると、足先が段々と冷たくなって行くのが分かる。自動ドアから、急に冷気が流れ込む。
コロナ禍で、生活範囲が急に狭まり、深呼吸でさえできぬほど息苦しい毎日が続いている時に、この寒さは、頂けない。
道路も凍結の恐れがあるので、落日までにはオフィスへ戻るように、ランチを終えて、取材を諦め、さっさとオフィス方面へと移動したのだった。




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文責:西田親生
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