
最近、或る人から謝罪を受けた。僅か、十数秒の語りの後、最敬礼を数秒。されど、本人の心は伝わっては来なかった。その後、再確認すべき書簡を送りつけても、完全無視の状態が続く。
片方が対峙の関係を作り出した場合、穏やかだった湖面に漣が生じる。心からの謝罪であれば、一瞬にして、漣が凪になり、大人の関係であれば、次の明るいステップが見えてくるものだ。
形ばかりの謝罪では、次のステップはあり得ず、結局、対峙の関係が延々と続き、結末は絶縁状態へと。よって、上の謝罪はその場凌ぎのジェスチャーにしか過ぎなかったと言うことになる。
拳を握り締め、恥ずかしさや憤りを握り潰し、体を震わせながらの謝罪であれば、形だけは謝罪のようだが、心中穏やかならず、怒り、憎しみ、逆恨みなどの導火線に火がつく寸前にて、反省も無い。
大抵の場合、人を裏切る人や騙す人、難癖を付ける人は、謝罪という言葉は彼らの辞書には無い。本来ならば謝罪後に穏やかに話し合いをすべきところを、謝罪をすべきタイミング前に逃げてしまう。
以前、あちこちの企業へ足を運び、虚言ばかりで営業をしていた人物を見たことがある。B to Bのビジネスの中で、その間に入り込んでのサンドイッチ、それも詐欺的なサンドイッチ構造であった。
B to Bの間とは、2社の企業の間に入り、メッセンジャー役となり、初手から企業代表の二人の接点を持たせぬのが手口。所謂、双方から金銭を得ると言う「コバンザメ商法」だが、実態を暴かれても謝罪もない。
世の中、色んな人たちが居るけれども、常に「真偽を見極める」を忘れることなく、自社にとって安心安全なビジネス環境を作ることが重要なポイントとなる。決して「コバンザメ商法」に騙されぬように。
▼上内田神社より(熊本県山鹿市菊鹿町)

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