
これは性格だから、どうしようもないが、車が少ない時でも、枝道を蛇のように縫って走る人がいる。ショートカットすることで時間的に得したようだが、無駄なエネルギーを使ってしまう。
だったら、渋滞でもスカスカの状態でも、慌てず急がず、イライラせずに幹線道路をゆったりと走った方が、事故も少なく、エネルギーを消耗することもなく、目も体も疲れがないはずだ。
企業内でも、何かトラブルが生じた時も同じこと。チョロチョロと枝道を選びつつ姑息な事をするよりも、威風堂々と真っ直ぐに突き進むことが賢明である。よって、解決も早い。
自分の足元しか見えていない人間は、大抵の場合、枝道を走り、時には逃げ隠れする。よって、立派な処世術とは言い難い。先ずは原因をしっかりと検証し、最短解決手段を講じる勇気が必要である。
最近、眼前にて色んなトラブルシューティングの愚策を見てきたが、牛歩戦術あり、証拠隠滅あり、水面下での姑息な動きありで、どれ一つ取っても、情けなくなるばかりであった。実に、大人気ない。
仕事において、自分の足元が揺らぐくらいならば、その職位を返上すればいい。出世したいのならば、さっさとスキルを上げるしかない訳だ。勿論、責任転嫁するような人間は、論外となるけれども・・・。

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文責:西田親生
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