▼熊本県山鹿市菊鹿町(初秋)

清らかな水と優しい緑に包まれた熊本県。それも、熊本市中心部から車で1時間の範囲で、渓谷なり、田園地帯、そして名園なりへ足を運ぶことができる。現在、新型コロナウイルス感染の危機的状況にて、行けないのが残念だが、写真で楽しんでいただければと・・・。
撮影する時に、手前に水面(みなも)、背景に透き通るような緑があると、撮影のボルテージがどんどん上がってくる。後は、太陽光の角度と空気の澄み具合、青空と雲の割合が鍵となる。朝靄なども撮りたいが、朝起きが下手なので、早朝から撮像することは皆無に等しい。
今回ご紹介するのは、熊本県北部にある山鹿市菊鹿町の田園風景と川。また、同市鹿北町の岳間渓谷である。菊鹿町は棚田で有名な番所というところがあり、一年を通じて、必ず、数回は足を運び入れる。山桜あり、ツツジありで、内陸部だが風光明媚なところである。
岳間渓谷は避暑地として、夏場はキャンプを楽しむ家族やグループがテントを張り、バーベキューを楽しんだり、水遊びをしている。湧水はとても旨く、毎日のように水汲みに訪れる人たちも多い。菊池渓谷のように規模は大きくはないが、ヒンヤリと澄み切った空気が売りとなる。
次は、大麦畑が続く熊本県菊池市七城町。本来、同地は全国区でも有数の米どころ。ブランド米である「七城米」は、筆舌に尽くし難きものである。一度食せば、その旨さが分かるけれども、筆者の稚拙な表現力では、この場で、正確に伝えることは出来ない。
最後にご紹介するのは、関西方面や関東方面からの修学旅行では、昔は必ずそのコースに組み込まれていた細川家の名園である。東海道五十三次を模した庭園は、インバウンドで訪れる外国の方々にも人気があり、散策しながら記念撮影している姿をよく見かけたものだ。
現在、日本列島は新型コロナウイルスの脅威により、国全体が怯えている。そのウイルスが何処に潜んでいるのか、浮遊しているのか分からない。見えざる敵との戦いを強いられているけれども、皆がモラルある行動を取れば、必ず、早期収束へと向かうに違いない。
ただ、身勝手な行動を取る人が一人でもいれば、鼠算的に感染して行く。よって、その点を十分に理解して行動しなければならない。しかし、この非常事態においても、パチンコに通ったり、首都高をルーレット族が爆走したりと、低民度の人間が湧き出ているのは理解できない。
地球全体がパニック状態であるのに、内側にも外側にも目を向けぬ、稚拙な人間がいること自体、日本人として恥ずかしいと思うばかり。まあ、熊本地震の時も、いい大人のお祭り野郎が大勢騒いでいたけれども、一歩、二歩引いて、人として、自分の背中を見て欲しいものである。
▼熊本県山鹿市菊鹿町(初秋)

▼熊本県山鹿市鹿北町の岳間渓谷(初夏)

▼熊本県菊池市七城町の大麦畑(立夏)

▼熊本市の水前寺成趣園(初秋)

▼熊本市の水前寺成趣園(初秋)

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