
土曜日とあって、ダイニングキッチン九曜杏(熊本ホテルキャッスル)のテーブル席もカウンター席も満席であったらしい。やや時間をずらして足を運んだので、丁度、大勢のお客の切れ目に入り込み、ひと段落した厨房のセカンドとガラス窓越しに目が合った。
本日は、4種のパスタ麺とポンパドールのビッグサイズのフランスパンを持ち込んだ。本日の調理は、セカンドが担当。パスタ麺は有機栽培のリングイネ(平麺)とイベリコ豚を使った、ペペロンチーノを作ってくれた。パスタ麺と具材が整然と配置され、色合いも良く、楽しく食させて頂いた。流石に、有機栽培のリングイネのアルデンテは旨い。
また、ポンパドールの焼き立てのフランスパン(ビッグサイズ)を入手したので、ゴージャスなフレンチトーストも作ってくれた。これは、パンの外側のパリパリサクサク感としっとりもっちりの中身のバランスが素晴らしく、この数年で一番旨いフレンチトーストになった。
食後に思ったのだが、体調が万全となり、もう少しパスタを頼みたくなったが・・・「調子に乗ると、ダメですよ!」と天使の囁き。それで、喉を潤したくなり、ノンアルコールビールを頭に浮かべたが、「お冷で我慢しなさい!」と、どこからか声が聞こえてきた。
いやはや、ぐっと我慢はできるが、帰り際に車のステアリングを握りエンジンを掛けると、先ほどのペペロンチーノの香りが頭の中で充満している。後ろ髪を引かれるとはこの事だろうと、寂しくホテル玄関を出たのであった。

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