▼鉄火丼新年バージョン(ダイニングキッチン九曜杏・和食)

年末にツーマージャンの失敗作を喰らってからというもの、体調が急に悪化して、胃腸の調子が思わしくなかった。
胃壁があちらこちらから刺すような痛みがする。シクシク、キリキリと、今まで味わったことのない痛みが襲ってきた。
日々の疲れからかストレスからか分からないが、体調が弱っていたところへ、風邪の症状にも苛まれ、食欲が激減した。
食べ物を食して体調壊すのは、自称グルメ通と豪語する人間に取っては、とても屈辱的なところだが、思いの外、長引く。
胃袋と腸に鉛の玉を打ち込まれたような妙な気分が、寝ても覚めても襲ってくる。よって、口にするのは、温かいお茶だけとなった。
しかし、せっかくのお節もありだったが、毎年楽しみにしていたお節も殆ど手付かずの状態で、本日に至ったのである。
お宮さんへ足を運ぶ前に、何かお腹に入れておかねば、体力も持たぬ。よって、あっさり目の「鉄火丼」をオーダーした。
マネージャーの図らいにて、白ごはんを酢飯にしてもらい、少しずつ胃袋に入れて行った。山葵も大盛りにて・・・。
ところが、ここ1週間ほど苦しんでいた胃痛が来ない。恐る恐る、また、一口、一口とマグロを口に入れて行く。
普段の倍の時間を掛けて完食したのだが、食後の胃の調子がとても楽々となり、その心地良さにて、昼寝をしたくなるほどに。
やはり、心のこもった温かな料理は最高だ。お陰で、体調は戻り、この1週間がなんだったのか、首を傾げてしまった次第。
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