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「職位」の語義としては、「組織における仕事上の地位」が一般的であり、「権限」や「責任」というようなポジションとなる。
「職位」を得た者の殆どは、無意識の内に「地位」に重きを置き、「責任」よりも「権限」に走る愚か者が多い。単なる「履き違え」なのか、「無知」なのか分からないが、地方の中小企業では、「職位の濫用」が当然の如く罷り通る。
「責任」については、饒舌による「責任転嫁」という切り札で、「責」を部下に押しつけ免れる上司が多い。「権限」については、無知な者は「越権行為」へ暴走したり、部下に対してピンポイント攻撃(虐め)を仕掛ける輩もいる。
このような「職位の濫用」を常とする上司が多いところは、元々、企業としては独裁者による「恐怖政治」が横行していた処である。それは、自然発生のように、伝統的な「パワハラ」、「セクハラ」の巣窟として、日常的に麻痺している状態だ。
独裁者の身勝手極まりない采配が、異論なく履行され、長期にわたり、有能かつ将来有望視された社員の多くが、次から次へと潰されて行く。それは、被害者として沈黙を守り続ける「サイレント・マジョリティ」と言われる人たちとなる。
近頃、色んな方々からの相談を聞くと、「職位の濫用」として、上司による「嫌がらせ」、「難癖」、「ピンポイント攻撃」、「理不尽な命令」、「社内的業務妨害」などなど、すこぶる心無い上司の愚行の実態が浮き彫りとなってくる。
よって、「実力」も「能力」もない人間が、忖度により「職位」を得たとなると、始末に負えない。「無知」であるが故に、その「愚行」は際限なく続けられることになるが、愚か者は己の「愚行」には全く気づく様子もない。
常に「上から目線」で高圧的に罵言を発し、部下に対しては「威嚇」、「脅迫」とも取られるような「愚行」のオンパレード。度が過ぎると、その行為は、「ルーチンワーク」となり、「自己満足世界」のドラッグに化してしまうのだ。
しかしながら、いずれは、「パワハラ」は勿論のこと、社内コンプライアンス規定に抵触するような「愚行」が暴露されるのは必至。最終的には、忖度により得た「職位」を完全に失ってしまう事になるのだが、今の時代であれば尚更の事・・・。




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