
「ヒューマンウェア」の再構築に向けて動く中、僅か2ヶ月で見えてきた兆候とは!?
「ヒューマンウェア」という概念のない企業では、若者の「正論」が通らぬことが多く、新人への「示唆・指摘」も肯けない。所謂、「職位の濫用」ありきで、スポンジのように吸い込み「進化」する若者の「覚醒」を遮断している傾向が強い。
昔から、「今の若者は・・・!」と見下すばかりで、若者を押し潰してしまう老体や中間管理職がほとんどである。そこで、問いたい。「では、貴方たちは、今の若者と同世代の時はどうだったのか!?」と。
果たして、採用時点から頭角を現し、即座に企業を支える大黒柱になった人間は、皆無に等しいはずである。どんなに創業家の孫であっても、下積みを体験させて、海外へ目を開かせ、じわじわと育ってきた人間ばかりである。
そこで「今の若者は・・・!」を目を吊り上げ、拳を上げて、若者を恫喝する姿は、どう欲目で見ても「称賛のマネジメント」とは言えず、見ている方が恥ずかしいほどの「醜態」に過ぎないのである。
ピンポイントの小言で若者のリズムを掻き乱す者もいれば、忖度ばかりに傾注し己の仕事を放棄している者もいる。そのような夢なき環境下では、若者が正しく育つはずがない。
しかし、現在、目の前にいる若者の目は、2ヶ月前と違い、黒くキラキラと光っている。口調も随分落ち着きが出て、本音を語るようになってきた。更に、一つ一つの事案についても、真摯に受け止め、「最高のオポチュニティ」として捉えるようになった。
僅か2ヶ月間で、この「覚醒」である。しかし、老体やら中間管理職のほとんどは、この「覚醒」にさえもついて来れない。ただ、「以前から踏襲しているもので十分だろう!」と、勘違い、履き違えの連続となるばかりだ。
若者ほど「覚醒」が早く、前に進めるものである。よって、「ヒューマンウェア」の再構築は、企業にとって、一番の命綱であることを認識してもらいたいものである。




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