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昔から「馬子にも衣装」という言葉があるが、この1週間を振り替えると、痛感させられることが連発したのだった。
先ず、ホテル玄関に入った時の、各スタッフからの言葉に意表を突かれた。
「今日は何事かあるのですか?」、「今日は結婚式ですか?」、「いつもと違うので、驚きました。」、「今日はバリッとされていて、格好いいです!」と、あちこちから声を掛けられた。正直なところ、新聞社時代はスーツが当たり前だったのが、起業して、特に取材に出掛けることが多くなり、それなりの服装にて動いていたのである。
私事で大変申し訳ないが、社会人となって現在まで、ファッション感覚は全く変わることもなかったが、唐突に上記のようなリアクションがあると、逆に首を傾げてしまうのである。
ところが、この数日間を振り替えると、例えば、パン屋さんでレジのところに立っていると、高齢のセレブ女性から「おいしそうなパンばかりですね!」に、「いえいえ、つい食べ過ぎて太ります。」と答えると、「男性はお太りになっている方が美しいですよ!」とさらっとかわされてしまった。
また、ちょいと田舎にある仏頂面で有名な饅頭屋さんへ行くと、いつもと違い、やけに丁寧で、こちらから話さずとも語り掛けてくれる。そして帰り際に、「これは、1個おまけです。手渡しですみませんが、どうぞ!!」と。スティーブ・ジョブズも語っていたような記憶があるが、「馬子にも衣装」の効果絶大となっている。
最近は、どうも普段の服装がカジュアルすぎており、周囲の方々の眼には「仕事で来ている」とは映っていなかったのだろうと、苦笑した次第。日頃はカメラ必携の取材スタイルなので、これからは、誤解を招かぬように、服装には気を付けたいと猛省したのであった。

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