
台風19号が過ぎたものの、甚大な被害を受けた地域の、眼を覆いたくなるような情報が流れてくる。他人事ではない。しかし、石頭の公務員がホームレスを受け入れなかったという話を聞けば、如何にもマニュアル主義の日本人らしく、文字に書かれている通りに、区民ではないと言って受け入れ拒否をする。もし、我が身だったら、この「差別的取扱」をどう受け止めるのか、直接話を聞いてみたい。
半高山に咲き乱れるコスモスを見ていると、風に靡き、決して逆らうことはない。暴風であれば横に倒れたまま、死期を待つ。強風であれば、一度倒れても、再び天を目指す。上述のホームレス受け入れ拒否は、規定通りのようだが、自然の猛威から逃げ惑う人に対して、危険回避の手助けどころか、野垂れ死しても構わないという、冷酷なる判断としか言いようがない。
例えば、区の境界線の1メートル外側、すなわち隣の区にある家から逃れてきた人でも、同様の措置を執るのだろうか。幼児虐待についても、児童相談所や教育委員会、学校の対応は、まことしやかな文言を並べ立てての言い訳ばかり。常に、保身に気を取られた人間が、虚偽の発言を堂々としている。謝罪する姿も、心が見えない。どこもかしこも・・・全国津々浦々、同様の事案について、同様に醜態を曝け出している。
虚偽が罷り通る世界を、日本の将来を支える若い人たちはどう見ているのだろうか。50代、60代のいい大人が、白々しくも、虚言のオンパレード。現代の日本人・・・特に、いい大人と言われる年代は、想定外に「幼児化」している。まともな思考回路を持ち合わせる大人が激減しているのである。今日もホテルレストランにて、某ロータリークラブメンバー数人が、大声にて笑飛ばし、馬鹿げた話に夢中になっている。
ロータリーメンバーとは、「紳士淑女の集まり」と聞き及んでいたが、熊本では、それがスタンダードではないらしい。その大声は、レストランホール全体に轟々と山の音のように鳴り響く。かなり民度の低い人たちの集まりに見えて仕方ないが、これが、田舎熊本のローカルスタンダードなのだろうと、愕然とするばかりとなる。次回、騒音測定器でも持参して、その馬鹿笑いがどれだけのものかを測定してみようかと・・・。
プロトコール(国際儀礼)も知らずして、ホテルレストラン利用の資格などあるはずがない。





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