
午後4時20分。ダイニングキッチン九曜杏(熊本ホテルキャッスル)の若手が、バイキングの準備をしている。夕方から140席ほどが満杯となる、同レストラン。遅めのランチを終えた筆者は、そろそろ退散の時刻となった。
バイキングは帝国ホテルが発祥の地(1958年8月1日)。当時上映されていた映画「バイキング」(カーク・ダグラス主演)が名の由来となる。好きなものを少しずつプレートに取り、パーティー感覚にて料理を楽しむことができる。
時には、盛り付けを欲張り過ぎて、食べ残す人も多い。バイキングでは、各料理を少しずつプレートに盛るのが鉄則であり、飲み放題だからと「元ば取らんと損すっばい!」と言って、ジョッキでビールを何杯も飲み干す人もいる。
勿論、同レストランのお客のマナーは良い方だが、たまには、料理の傍で喋りまくる人もいる。そのような方は、先ず「ホテル文化と食文化」を学び、マナーばっちりにて楽しむべきだ。何故なら、人は食を共にする時に、民度が暴かれることになる。




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文責:西田親生
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