
2013年11月28日に発売された、Nikon Df。入手して、既に5年と4ヶ月が経った。昔のアナログなフィルムカメラを彷彿させるカメラ本体とギザギザのダイヤルの数々。図体はコンパクトだが、掌に乗せるとずっしりと重い、メカゴジラである。
画素は1661万画素と今時のカメラに比べれば小さい。しかし、その画質となるとD750など比較にならぬほど、グラデーションも緻密で美しい。また、取材でよく使用するNikon D800やD500などとは全く異なる色味となっている。
操作性は、本体軍艦部のダイヤルを見ているだけでも惚れ惚れするように、このアナログで機械的なダイヤル操作が、直感的でわくわくしてしまうのである。ISO設定でも、軍艦部を上から覗き、カチカチと動かすだけでOK。
以下の写真は、同機で撮影した薔薇の花々。勿論、レンズの特性により、花々の表情や質感が異なってくるけれども、同機と組み合わせる事で、レトロな世界が蘇ってくる。雨や砂塵に弱いながらも、思いの外、使っていると癖になるカメラである。









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