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「えのきぞの」、明日移転オープン!!

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 「えのきぞの」の移転オープンが、いよいよ明日となった。随分前のことだが、新聞社面接試験当日のように、他人事と思えない。面接内容はほとんど覚えていないが、その時の面接担当官や専務、人事部長などの顔は、昨日のようにはっきり覚えている。

 面接中ほどで、モノクローム写真を1枚手渡され、英語で感想を述べよというものがあった。唐突な質問に意表を突かれたが、何とかクリアすることができた。確か、タクシードライバーが運転ミスをして、側溝に前輪を落とし、肩を落として見ている姿だった。

 当時、数百人の中から、最終的に何人採用されるのかは分からなかったけれども、面接第1号が何故か筆者だった。面接終了後に廊下を歩き、控え室に戻ると、他の受験生より「どんなんだった?どんなんだった?」としきりに言い寄られたことを思い出す。

 それほど、明日の「えのきぞの」の移転オープンは、待ちに待っていたこともあり、舞い上がるほど嬉しい出来事である。新たな食事処が産声を上げることへ、これほどまでに胸がドキドキするとは、この2ヶ月間の共同作業が滞りなく、円滑に運んだことの賜物でもあり、互いの信頼関係の証でもあると考える次第。

 一昨日、女将さんより「ずっと一緒に遣ってきたように感じています。何から何までお世話になって・・・。」と、帰り際に最高の誉め言葉を頂いた。毎回、取材後に料理長と女将さんお二人が揃って見送りに出られるのだが、礼節を心得られた素晴らしい方々だと・・・。

 何はともあれ、「えのきぞの」が移転オープンするのが、今年一番の仕事の「華」になった。この場をお借りして、心より感謝申し上げたい。


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▼料理長 榎園豊成さん
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◎「えのきぞの」
  〒862-0975 熊本市中央区新屋敷1丁目9−19 濫觴77A
  電話番号:096-211-5525
▼「えのきぞの」公式サイト(プレオープン)
 http://www.dandl.co.jp/enokizono/Link
▼「えのきぞの」全天球写真
 https://theta360.com/s/lrTeeELXreeLyBgDCdsBjk5GGLink

文責:西田親生

                             

  • posted by Chikao Nishida at 2018/9/18 02:07 am

「えのきぞの」の懐石コース決定!

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 9月19日(水)移転オープンを控えている、「えのきぞの」(料理長 榎園豊成さん)。ランチ、ディナーそれぞれの懐石コースや料金が決定した。本日は、打ち合わせ及び試食方々の取材である。被写体は、大人し目の伝統的な京料理をベースとした本格的な和食である。一気にシャッターを切りまくった。・・・

 まず、可愛らしい箱入り娘のような前菜が出された。料理人の繊細さが伝わってくる。前菜は、その時の宴(うたげ)全てを決定すると言っても過言ではない。この前菜は期待を裏切るどころか、懐石コースの鳥瞰図をそれとなく示してくれた。・・・ムカゴも懐かしく、初秋を感じさせるものである。

 次にお造りが出された。お盆からテーブルに料理を出されようとした時、勝手ながら、お盆の模様に目が行き、そのまま撮影させて頂いた。ランチの日和コース(2,500円)と雅コース(3,500円)は、「吸物」の有無で決まるようだが、この吸物はここ数年間で一番の極み高いものだった。

 それから、焚合せがサーブされた。餡掛けは優しく、自然なとろみ。一瞬にして完食したが、次から次へとサーブされる料理の器が気になり、シャッター速度が少々鈍ってしまう。また、照明なしの自然光のみで撮影するために、雲の影響で外光がばらつき、少々慌てた。

 揚物、焼物については、言わずもがな。以前から知り尽くす「えのきぞの」の料理。以前と比べ変化したのは、リーズナブルで女性的な質量だったのに対し、移転オープンする新しい「えのきぞの」では、リーズナブルのみならず、顧客の満足度重視の質量へと切り替わった。

 今回の取材で目を引いたのは、実は「ごはん」である。何と、土鍋で炊き立ての「ごはん」を、個々のテーブル席のお客へ土鍋ごとサーブするのである。ディナータイムとなれば、それが「鯛めし」だったりと、バリエーション豊かとなり、米の産地で知られる熊本県の、米の旨さを目一杯引き出しすことになる。

 味噌汁は、ナノ単位のキメの細かさで仕上げられ、香り立ち、喉越しが素晴らしい。〆は甘味。・・・本日の料理を振り返れば、正直なところ、ここ数ヶ月前まで食してきた「日本料理 ENOKIZONO」から、かなりの進化。より山の頂に近い処で勝負を掛けているのではないかと、職人技が見え隠れする逸品揃いを、十二分に満喫できた。

 この2ヶ月間、移転オープンに向けて、加速度を上げて突っ走ってきた「えのきぞの」。オープンまで3日にして、俄にディナーの予約電話が鳴り出した。ディナーのコース料金は、3,500円、5,000円、7,000円、9,000円・・・と、お客の予算に合わせて、多種多様な切り札が隠されているようだ。

 久しぶりの本格的な和食に舌鼓。この満足度は自称グルメ通と豪語している筆者でも、脱帽礼となった。中庭から射し込む自然光。楓が大きな泉水を包み込み、その端には、誰かがまるで演出したかのように、数本の彼岸花も咲き始めている。

 さて、オープンまで、もう直ぐだ。

▼お昼の懐石 雅コース

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▼前菜
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▼お造り
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▼吸物
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▼焚合せ
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▼揚物
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▼焼物
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▼ごはん
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▼甘味
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<ランチ>
◎お昼の懐石 日和コース 2,500円(税別)
・前菜・お造り・焚合せ・揚物・焼物・ごはん・味噌汁・甘味

◎お昼の懐石 雅コース  3,500円(税別)
・前菜・お造り・吸物・焚合せ・揚物・焼物・ごはん・味噌汁・甘味

<ディナー> 
◎夜の懐石 3,500円、5,000円、7,000円、9,000円(全て税別)


◎「えのきぞの」
  〒862-0975 熊本市中央区新屋敷1丁目9−19 濫觴77A
  電話番号:096-211-5525
▼「えのきぞの」公式サイト(プレオープン)
 http://www.dandl.co.jp/enokizono/Link
▼「えのきぞの」全天球写真
 https://theta360.com/s/lrTeeELXreeLyBgDCdsBjk5GGLink

文責:西田親生


                             

  • posted by Chikao Nishida at 2018/9/17 12:00 am

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