台風や猛暑で辛かった、この8月。またもや、南の方では台風21号が湧いているようだが、いつの間にやら、窓の外から秋の虫の声が聞こえてくる。
本日の話は、「邪気」について・・・
不思議なことに、「邪気」の多い人間は、その「邪気製造機」が自分の体内に埋め込まれていることに気付かず、全く自覚がない。単純お馬鹿で、秋の空のように落ち着かぬ人生を送っている。神輿を担がれ褒められると、天まで昇る。叱られると、恩を仇で返し、逆恨みをするのが関の山となる。
しかし、「邪気」が多く、落ち着きのない人間の挙動は、思いの外、面白い。慌て者で、浅知恵ばかりが先行し、一攫千金大好きで、女性の前では鼻の下を伸ばしっ放しの、小心者の父っちゃん坊やというのが実像となる。仕事の調子が悪いと他人のせいにして、やや実績がアップすると自分の手柄だと豪語する。
これは病なのか育ちなのか判断に苦しむが、大抵の場合、育ちや周囲のお馬鹿な友人たちに感化されているように思えてならない。これは大変だと、助言を呈しても聴く耳がなく、キレてしまう。よって、それ以上に救いの手を伸ばすことは無駄なことになる訳だ。方や、本人はどんどんと蟻地獄に沈んでしまう。
常識的な「人の道」なるものを教えても、「邪気」が邪魔して、その人間の心には届かない。脳細胞を使わず、口先だけでペラペラと第三者の誹謗を繰り返すのが、趣味の一つらしい。歳を重ねれば重ねるほど、「邪気」は爆発寸前まで膨満し、処方ができぬまま終焉を迎えるのだろうと・・・。
できることなら、大人になる前に「邪気製造機」を体内に埋め込まれぬよう、若い頃から「人の道」をしっかりと学ぶことが肝要となる。
◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995)
http://www.dandl.co.jp/
浅知恵 邪気製造機 邪気の多い人間の行く末 人間学 人の道 先見塾
Comments