The Rosetta Stone Blog

「四季の味 やまもとや」が、見えてきた!

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 呆然と天井を見上げていた、「喰処 やまもとや」の三代目 山本剛大さん。熊本地震後、取材に行った時のワンショットである。その時、三代目がじっと天井を見つめている姿を見て、とても胸が痛くなった。

 しかし、辛い2年半が過ぎ、二代目から三代目へのバトンタッチを前倒しにして、家族一丸となって全壊した店舗を立て直し、次のステップへ進む決断がなされた。勿論、二代目や家族の大きな支えが有ってのことだが、三代目が描く近未来像を可能な限り具現化する方向性で、新店舗再建構想がスタートした。

 今回、新店舗のコンセプトは、優しさと繊細さ。旧店舗よりも二段も三段もグレードアップし、地元の方々は勿論のこと、町内外からのお客が益城町へ足を運んでも、心行くまで料理を楽しめ、癒される店作りを目指している。

 二代目の構想は壮大なものであるが、しっかりと足固めをしながら、一段、そして一段を上がって行くのだろうと。先般立ち寄った時に、二代目へご挨拶と話をする機会があった。一瞬にして、プロの職人としてのオーラを感じた。それは、職人としてのオーラのみならず、三代目に大きな期待を掛ける父親としてのオーラでもあった。

 多分に、熊本地震という未曾有の大災害で、いつまでも子供だと思っていた長男(三代目)が、急に家族全体を支える大黒柱になったと認めたに違いないと、筆者なりに感じ取れたのである。勿論、二代目はまだまだ若く、十分現役であるべきだろうけれども、新店舗においてはシェフコートを着ることはないと言う。

 全てを任せられた三代目。数年前に出逢った若き職人だったが、筆者から見ても、すこぶる頼もしいほどに眼光がギラギラと輝いてきたように思えてならない。一言で三代目を表現すると、「実直」という言葉が似合い、常に向上心を忘れず、前に前にポジティブに進む人物である。

 昨日、新たなロゴも決定し、更には、新店舗が自信を持って提供する料理群もじわじわと見えてきた。以下の料理写真は新店舗「四季の味 やまもとや」から提供されたもの。じっくりと各料理を拝見すると、旧店舗時代の料理とは遥かに高いレベルにて動き出したことが窺い知れる。

 因みに、新店舗のグランドオープンは、11月9日。熊本地震後に残念ながら逝去した初代であるお爺さんも、天国にてにこやかに見守っているのではなかろうかと・・・。


▼料理写真提供:四季の味 やまもとや
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▼現在建築中の新店舗
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◎「四季の味 やまもとや」
 〒861-2231 熊本県上益城郡益城町安永575ー2番地
 電話:096-286-2017
▼「四季の味 やまもとや」関連ニュース
 http://www.dandl.co.jp/rsblog/index.php?mode=category&aim=yamamotoyaLink

                 

  • posted by Chikao Nishida at 2018/9/25 12:00 am

居残った、アオクビ。

▼少々痩せ細ったアオクビ
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 数ヶ月ぶりの、浮島。

 今年の1月18日に出逢った真鴨のことが気になったので、足を運ぶことにした。実は、そのアオクビ(真鴨)は右足首を骨折しており、水面を進むにも四苦八苦して泳ぎ、地面へ上がっても、片足立ちなので、あまり長時間立つことができない。

 浮島の湧水池に到着すると、そこには点々と小さなウォーターレタスが浮いており、野鳥の姿がポツリポツリ。カイツブリが数羽確認できただけで、季節柄、鴨の姿はなかった。ところが、数分経つと、数十メートル先から、こちらに向かってくる鴨が一羽。色柄を見ると、メスのように見えたが、近づいて見ると、1月に遭遇した右足首骨折の、あのアオクビだった。

 とても人懐こく、お尻をプリプリと振りながら、嬉しさ一杯を表現をしている。顔は以前のように穏やかではあるが、この猛暑が続いた夏が厳しかったのか、かなり痩せ細っているようだ。よって、車に置いていた煎餅を与えることにした。結構ガツガツと食べるアオクビ。お尻の振り方が頓に激しくなった。相当空腹だったに違いない。

 冬場は、周辺の老人が餌付けしており、食パンなどを与えている姿を見掛けたが、今年の夏の猛暑では誰もオヤツを与えることはなかったのだろうと。何はともあれ、アオクビとの再会でホッとした。彼は野生の厳しさは甘受せざるを得ないけれども、右足首の骨折は致命的である。他の鴨たちが群れで移動するにも、それについては行けない。

 真鴨のオスは、繁殖期には美しい姿になるが、それを過ぎるとメスと同じような色柄になる。ただし、クチバシの色が黄色であることで、オスと判別できるらしい。真鴨は古来から家畜として飼われており、すこぶる人懐こい。また、真鴨はアヒルの先祖であり、真鴨とアヒルを掛け合わせたものが合鴨とのことだが、この傷付いたアオクビが少しでも長生きできればと・・・。


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▼今年1月18日出逢った頃のアオクビ
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  • posted by Chikao Nishida at 2018/9/24 12:00 am

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