
或る方から、とても頭を痛めていると相談があった。それは、口コミサイトでの嫌がらせ、鬱憤ばらしのような悪質な呟きである。
一つ一つを検証すると、嘘の上塗りのようなストーリーを語り尽くしたものだった。「二度と行かない・・・」と言うのならば、将来的に接点はないのだから、敢えて公然の場にて呟く必要はない。矛先を向けた相手の店名は公開され、自分自身は御多分に洩れず「匿名」である。情けないほど、卑怯者である。
匿名だからと言って、口コミサイトで罵詈雑言を書き殴る人は、愚の骨頂だ。それらが、直接間接的に相手の名誉毀損や業務妨害に繋がる危険性がすこぶる高いことを学ぶべきであり、それが読めないのだから、その人物の民度の低さが窺い知れる。法の無知の最たるものとなる。
クレームをつけたければ、その現場で、冷静に事の発端や経緯を説明し、自分の気持ちをダイレクトに伝えれば良いだけの話となる。公然と他人の誹謗や揶揄をするのは、天に向かって唾を吐くようなものであり、その人物の信用は周囲の人から失墜するに違いない。何故なら、周囲の友人や知人のことも、安易に公然の場で誹謗する可能性が高いからだ。
時に、「さくら」を使って、競合相手が不利になるような文言を並べ立てている人や会社も少なからず存在する。自由競争の世の中で、正々堂々と競争できないから、姑息なことをするのだろうが、人として如何なものかと。日頃から、信憑性のない口コミサイトで情報を得ている人は、気付かぬ内に「ガセネタ」を摑まされているに違いない。何とお粗末なデジタル世界なのだろうと・・・。
◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995)
http://www.dandl.co.jp/

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