
先般、90mmマクロレンズのみだったので、「寂心さんの樟」(熊本市北部町)を撮るに撮られず、すぐ翌日に超広角レンズを持ち込み、リベンジを果たすことにした。
持参したのは15mm f2.8。35mmでも20mmでも撮れるとは思ったが、15mmを選んで撮影開始。しかし、陽射しが強く、ゆっくりと三脚を立てて、長時間撮影する訳には行かない。
ほんの十数分、樹齢800年の大木「寂心さんの樟」の周りを歩きながら、撮影に臨んだ。
日立グループの定番コマーシャルにある「この木なんの木・・・・」に出てくるような形をしており、それが樟なのだから、驚いてしまう。枝張りが50m、高さが30m、幹周りが17mと、超弩級の樟である。
▼日立の樹プロフィール
http://www.hitachinoki.net/profile/prof.html
ここで、素朴な質問だが、何故「寂心さんの樟」という名称なのだろうと?・・・調べてみると、戦国時、菊池氏の重臣であった、「隈本城(くまもとじょう)」の城主・鹿子木親員(のちの寂心)の墓を、この樟が根元に抱きかかえていると伝えられていることから、「寂心さんの樟」と呼ぶらしい。



▼取材風景


◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995)
http://www.dandl.co.jp/

Comments